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 ◆秋田豊(あきた・ゆたか)1970年8月6日、名古屋市生まれ。愛知高―愛知学院大を経て93年鹿島入り。4回のリーグ優勝などに貢献。98、02年W杯日本代表。名古屋、京都を経て07年に引退。10年7月に京都の監督に就任。J1通算391出場、23得点。

求められる「常にベスト」

14年1月17日 [08:45]

<イタリア杯:ACミラン3-1スペツィア>◇5回戦◇15日◇ミラノ

 ACミランの日本代表MF本田圭佑(27)が、スペツィア(セリエB)戦で移籍後初先発し初得点した。

 2戦目で結果を出したことはよかったし、まずは「おめでとう」と言いたい。多くのボールに絡んでいたし、初ゴールはチームの3点目だったが、全員が集まって喜んでくれた。それは仲間からも認められつつある証明でもある。

 ただ、いくつか、目立たないがミスもあった。まずは前半19分。本田が顔を上げた時、右にMFポリが走り、左にはFWロビーニョがいた。ロビーニョは相手DFとの駆け引きもうまくいき、パスが通れば得点確率は高かった。しかし本田の選択は右のポリだった。そこでスピードダウンし、チャンスを逃した。映像を見る限りでは、ロビーニョの動きが見えてなかったのかもしれない。

 後半5分にもビッグチャンスを逃した。ショートカウンターの場面で、左にFWパッツィーニ、右にロビーニョが走った。2人とも利き足は右。本田は、パッツィーニが左足でダイレクトシュートができるように、スピードを抑えてラストパスを出した。パスが遅い分、相手DFに寄られて、シュートは浮いた。その場面、相手の視野から完全に消えていたが、左から走って来たロビーニョを選択してもよかった。しかも右足に合わせられたはず。さらにパッツィーニの右足を目がけて強いパスを送る選択肢もあった。

 これからも連戦は続くし、相手のマークはさらに厳しくなるはず。3-0で後半19分に交代したことは、次のリーグ戦でも起用するというベンチからのメッセージ。この日は一定のパフォーマンスは出したが、連戦中にも維持できるか。常にベストな準備ができるかも問われる。(日刊スポーツ評論家)

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