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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】1回転目「パチンコ・パチスロは勝てるのか!?」

10年8月19日 [18:52]

 はじめまして、日刊スポーツのK松です。先日、大阪でのイベントルポを書いていたT松さんの後輩です。実戦は先輩が担当なので、私はパチンコ・パチスロ業界のいろんな話をご紹介したいと思います。記念すべき私のコラム1本目は、だれもが気になる「パチンコ・パチスロは勝てるのか!?」です。

 年間売り上げ約22兆円、参加人数は約1580万人とも言われるパチンコ・パチスロ産業。機種メーカーやホール、グッズ制作会社など、多くの企業が集合して産業が成り立っています。当然、台には開発費、材料費、タイアップ機種であれば版権に対するロイヤリティーがかかります。ホールなら光熱費やテナントの家賃、ゴト対策費などの運営経費が必要です。もとよりすべての企業では人件費が発生しています。各社の諸経費すべてをユーザーが使った遊技代で捻出していると考えれば、パチンコ・パチスロは必然的に「負ける」遊びということになります。

 では必ず負けるのか、というとそうでもなさそうです。みなさんの周りにも「また勝ったよ」と胸を張っている人も1人、2人ではないはず。負けるはずなのに、勝つ人もいる。理由は簡単、ユーザーが勝つ分を補うほど負けているユーザーがいるからです。実はパチンコ・パチスロ産業は、薄利多売と言われています。多くのユーザーから少しずつもうけを取り、その中からユーザーへの還元分を出し、さらにその中から諸経費を出す。この流れが産業を支えています。

 パチンコ・パチスロの台自体は、かなりユーザー側に不利が少ない仕様にできています。たとえばパチスロ。一般的に6段階ある設定のうち、もっとも出ないとされる「設定1」の還元率(機械割)はメーカー発表で97%前後。還元率はJRAであれば75~80%、宝くじは45~55%程度と言われていますから、どうやら負けにくそうな気がしてきました。パチスロはコイン3枚で1ゲームを消化します。1時間遊んだ場合、約700ゲームでき、2100枚を使います。700ゲーム×3枚×0.97=2037枚。差し引き63枚ほどの負けという計算が成り立ちます。

 あくまで理論値ですが、これが100台設置のホールであれば100倍、300台なら300倍なので、店側からすれば大幅なプラス。私も専門家ではないので細かい計算はできませんが、これなら数台に1台ほど設定のいい台を置いても、ホール側は赤字にならなさそうです。もちろん出ない台ばかりでは、ユーザーに見限られてしまうので、優良店と呼ばれるホールであればあるほど、赤字ギリギリまで「いい台」の配分が多くなります。

 パチンコにしろパチスロにしろ、勝っている人はいい店のいい台を見つけて、勝ちを収めているということです。できれば産業に貢献するばかりではなく、得する側にいたいものですね。
【K松】

(業界コラム)

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