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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】8回転目「複雑化する台とユーザーの関係」

10年9月28日 [18:44]

 こんにちは、最近の新台ラッシュに知識が追いつかないK松です。パチンコ・パチスロ業界は古くからメーカーがあの手この手でユーザーを楽しませる仕組みを考え、新台を開発してきました。パチンコであれば最初は1発ずつレバーで弾いていました。パチスロの筐体(きょうたい)は海外のスロットマシンのものを流用していました。今では最新技術を駆使した演出にユーザーは一喜一憂しています。今回はこの複雑化するシステムについてです。

 潜伏確変、ST、ART、前兆。これらはパチンコやパチスロで使われる用語です。打つのは大好きでも、これらの用語を正確に伝えられる方は少ないかもしれません。実際、私も概念的なものは理解していても、どういう仕組みになっているかの詳細はわかりません。すべてはよりユーザーを楽しませるための仕掛け。ただ残念なことに、ユーザーがその複雑なおもしろさをすべて理解して打っているかというと、そうでもなさそうです。

 台の複雑化が進む中、実際に楽しむユーザーへの説明はやや不足気味です。近年に入り、機種説明のメーカー発行の冊子を置いたり、台の横に説明書きを置くホールが増えました。私もまったく情報のない台は、冊子や説明書きを見ながら打ちます。ただし、情報の詳しさはさまざまです。派手な演出が出たのにはずれだった時。「今のはチャンスだったの? そうでもないの?」と首をひねることも少なくありません。

 ヘビーユーザーが必ずといっていいほど手に取るのは専門情報誌。ホール内にある説明グッズよりはるかに詳しい情報が載っています。必ず勝てるというわけではありませんが、詳細を理解して打つ方が、楽しみ方は数倍に広がります。ただ、すべてのユーザーが専門紙を読んでいるわけではありません。わけもわからず玉、コインを飲み込まれ、残った結果は負けのみ。これでは偶然その台を打ったライトユーザーはたまりません。

 業界は長時間楽しめる「遊技」というイメージPRを続けています。その結果が貸し玉の金額を抑えた「1円パチンコ」「5円スロット」の誕生です。それでも、そもそも台の遊び方がわからないのでは、金額の大小にかかわらず楽しみは半減です。単純かつ奥深い台の誕生、または複雑だけど機種説明のフォローが万全、というようなユーザー目線の取り組みがさらに進むことを期待しています。
【K松】

(業界コラム)

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