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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】10回転目「ギャンブルと遊技の間」

10年10月14日 [18:43]

 こんにちは、CSテレビ局「モンド21」の番組を見る度に「うちの新聞読者、サイトのユーザーが好きそうな番組ばっかりやってるな」と思っているK松です。最近、都内のホールでいろいろ変化ができました。その1つに貸し玉率の低下があります。ある時から貸し玉が1玉1円の「1年パチンコ」なるものが誕生しました。さらにここに来て、行きつけのホールが打ち出したのは、なんと1玉が0.1円!そこで今回はパチンコ・パチスロにおけるギャンブル性と遊技性についてです。

 貸し玉率の低下は「少ない金額で長く遊べるように」という、業界の姿勢によるものです。ある時期を契機として、一気に全国的に普及しました。パチンコなら1玉2円や1円、パチスロなら1枚5円が多いようです。ちなみに1玉0.1円だとすれば、1000円が1万発。約6箱強あれば、相当の時間は遊べそうです。ただ一方で3万発出しても3000円。「ギャンブル」として見れば、かなり時間効率が悪いものとなります。

 そもそもパチンコ・パチスロは法律上「遊技」として位置付けられています。競馬、ボート、競輪、オートレースらは「公営ギャンブル」。これらとは根本から違います。ですが、特殊景品というものが存在している以上、ギャンブル的な要素を持っていることも否定できません。純然たる遊技としての姿勢を貫けば、ギャンブルとしては物足りない。ギャンブル性を高めれば、射幸心をあおるとたたかれる。そういう意味では「遊技」でありながら「ギャンブル」であるという、非常に微妙なバランスの上に成り立っています。

 同じ遊技ですが、法律上は若干違うのがゲームセンター。しかし、ここにも景品が獲得できるもの(クレーンゲームなど)があります。さらに言えば、パチンコ・パチスロ台で景品が当たるものもあります。ゲームセンターとホールの違いは、特殊景品が存在するか否かだけです。これだけ複雑な状況があるのであれば「ホール営業については競馬らと同じ扱いにしてもいいのでは?」という発想が出るのも当然です。

 ユーザーのほとんどはパチンコ・パチスロを「ギャンブル」であると理解した上で遊んでいます。一方でメーカーやホールなどの業界側は、法のこともあり「遊技」であることを言い続けるしかありません。この「ねじれ」が解決されないことには、本当の意味での業界のイメージアップはなし得ないのではないでしょうか。
【K松】

(業界コラム)

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