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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】11回転目「タイアップのクオリティ」

10年10月19日 [18:42]

 こんにちは、平日は仕事、週末はパチで座りっぱなしのせいか、おなかまわりが気になってきたK松です。10月も中旬に入り、メーカーの新台発表会がめじろ押しです。パチンコ、パチスロともに続々と発表され、年末商戦に向けて各社ともに気合が入っています。ふと気が付けば、ホールのラインアップを見ると、ほとんとがタイアップ機種。そこで今回は、衰え知らずのタイアップブームについてです。

 アニメ、ドラマ、映画にゲーム。タイアップの種類は無数です。大物歌手の台なども多く、パチンコ・パチスロはありとあらゆるものと手を結んでいます。メーカーからすれば、ネームバリューのあるキャラクターとタイアップすることで、新台の認知度を高めることができます。キャラクター側とすれば、新たなジャンルへの訴求を行うことができます。双方の利害が一致して始まった「タイアップ戦略」ですが、ここに来て少し不安な材料が出てきました。

 タイアップ誕生期は「あのキャラクターがパチンコに!」という言葉だけでも注目されました。自分の好きなキャラクターが、パチンコやパチスロの液晶で再現される。それだけでファンの心は揺さぶられました。ところが、同様の機種が増えるにつれて、完成度も求められるようになりました。もともとパチンコ、パチスロをしなかった人の誘導は成功しました。その分、演出の細かい部分までチェックされるようになったのです。

 パワーのあるキャラクターをパチンコ・パチスロ用にアレンジするのは容易ではありません。「このキャラクターはこんなことはしない」「このBGMはもっと熱いポイントで使うべき」など、ファンそれぞれの意見が出る可能性が高いからです。名シーンを再現した演出が出たのに全然当たらない、となるとファンは納得しないでしょう。原作にないものを足した場合も同様です。ファンはもともとと違うものが入ることに、非常に嫌悪感を示します。それだけタイアップはデリケートなのです。

 パチンコ・パチスロの底辺拡大のためにも、タイアップが非常に有効な手段であることに間違いはありません。しかし、名前だけを冠したような機種であれば、その台はもとより原作にもマイナスイメージを与えかねません。「このキャラクターを使って、こんな台ができるとは!」とユーザー、ファンの双方の心を射抜くような機種が続々と発表されることを期待します。
【K松】

(業界コラム)

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