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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】13回転目「時間効率という壁」

10年10月29日 [18:41]

 こんにちは、今週末は久々にゆっくり打つ時間が確保できそうなK松です。会社帰りにフラリとひと勝負して勝った時のお得感、いいですよね。逆に仕事がいつもより早く終わったから行けたホールで散々負けてしまった、なんて経験をした方も多いと思います。ここで気になるのが「この台は何時まで打っても損しないのか」ということです。最近の機種は継続率が高い分、出玉スピードが以前より遅いのが特徴です。そこで今回は「時間効率」についてです。

 連チャンが続くはいいけど、もうすぐ閉店...。または、もうすぐ待ち合わせだから帰らなくちゃ...。こんな思いをした人、少なくないと思います。実際、私も連チャン中に閉店を迎えたことは何度もありますし、逆に捨てられた連チャン台を拾ったことが今年だけで3回はあります。今に始まった話ではありませんが、最近の機種の仕様では、このような事態が頻発しても仕方がありません。なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。

 近年、短時間で大量の出玉を獲得できる台に対しての規制は、さらに厳しくなりました。これは特にパチスロに顕著です。現状の1つ前のルールでは「1万7500ゲームで機械割120%未満」でした。意訳すれば「大きな波はあっても、だいたい2、3日の中でこの範囲に収まっていればいいよ」というものでした。ところが、ここから「6000ゲームで150%未満」「400ゲームで300%未満」が追加されました。つまり「たとえ1日、もっと言えば1時間単位でも、あんまり出過ぎたらダメ」となったのです。

 厳しくなったルール下で作った台はどうなったか。優良台だとしても、たくさんの出玉を得るにはジワジワと時間がかかるようになりました。小さな波がいつまでも続く仕様にするしかなかったのです。結果として短時間勝負には不向きな台が増え、時間に対しての出玉、つまり「時間効率」は非常に悪くなりました。

 これで困ったのが夕方、さらには夜からしか打てなくなったサラリーマンを中心とするユーザーです。1万、2万が飲まれた後にようやく当たり。ところが、取り返すための時間が足りない。これではせっかく当たっても楽しいはずがありません。結局、以前よりさらに閉店時間を気にして遊ばざるを得なくなりました。もっと言えば「今から打っても負ける確率の方が高い」という理由で、ホールから足が遠のく人も増えてしまいました。これでは業界にとってマイナスでしかありません。

 もちろん短時間で出過ぎる機種は射幸心をあおるため、「遊技」としてはふさわしくありません。ただ、厳しすぎるルールは「遊技」としての楽しさまで奪ってしまいます。業界の発展と健全化のためにも、ほどよいバランスのルールが行政と業界で検討されることを期待しています。
【K松】

(業界コラム)

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