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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】16回転目「オリジナルキャラの難しさ」

10年11月19日 [18:35]

 こんにちは。ビッグタイトルの続編が次々に発表され、心が躍るK松です。最近のパチンコ、パチスロはいろんな意味でボーダーレス。テレビ、アニメ、芸能人はもちろんのこと「餃子の王将」なんて台もあるくらいです。業種の枠を飛び越えて、いまやどんなものとでもコラボしています。そんな中、メーカー発のオリジナルキャラクターも根強い人気を誇っています。今回は、タイアップとは正反対の位置にいるオリジナルキャラについてです。

 海物語シリーズの「マリンちゃん」と「サム」、パルサーシリーズのカエル「ケロット」をはじめ、メーカーが生み出した有名キャラはいろいろあります。一方で名作「大工の源さん」は、もともとゲームのキャラクター。すっかりパチンコのイメージが強いですが、思わぬものがタイアップやモチーフだったりするものです。そういう意味では、メジャーになりきれなかったキャラを発掘し、パチンコ・パチスロで復活させることは得意な業界であると言えるでしょう。

 近年、ユーザーから聞こえ始めたのが「タイアップだと版権とかでメーカーはお金がかかるから、その分打つ方は勝てなくなった」というもの。タイアップとなればキャラや映像の使用料が発生することに間違いはありません。ですが、メーカー側からすると「新たなキャラクターを作るにはアイデアも必要だし、時間とお金もかかる。それならば、そもそもの知名度もある分、もう少し多めにお金を払ってタイアップした方が効率的」という判断もあります。実際、オリジナルのキャラから新台を作ろうとすれば、映画を1本作るのに匹敵するほどの労力が必要とされるのです。

 それでも、メーカーからすればオリジナルキャラの確立は必須事項です。タイアップ先との契約にとらわれず、自由に展開できる自前のキャラがヒットすれば、可能性は無限に広がります。一例として、パチスロで大ヒットした「吉宗」は、ボーナス中の楽曲が若者が集うクラブで流れ、その後はアニメにもなりました。続編を出しても新たにキャラ使用料を払うこともないので、台の販売価格にも反映されていきます。台の価格が下がれば、当然ホールも出玉を増やせる。結果、ユーザーへの還元率も高くなるということです。

 パチンコ・パチスロのキャラクターが派生して、別の業界で人気となった例はまだまだ数えるほど。それでも当時はヒットしなかったテレビ番組やアニメが、パチンコ・パチスロを通じてブレイクした例はいくつもあります。近い将来、大ヒットしたキャラクターが「これ、もともとパチンコだったの?」と言われる日が来ることを期待します。
【K松】

(業界コラム)

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