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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】31回転目「養分あってのパチ業界」

11年2月25日 [18:08]

 こんにちは、春一番に乗ってやって来たスギ花粉に瞬殺されたK松です...。ちょっと前から気になっている言葉で「養分」というものあります。本来は栄養となる成分という意味です。ただインターネット上での俗語として「ギャンブルなど、金銭に関しての負け組」を意味することもあるようです。そしてこの「養分」、パチンコやパチスロのユーザーに対しても使われています。そこで今回は、この「養分」とパチンコ、パチスロ業界についてです。

 ギャンブルは大戦相手との勝負で決まる対人系と、手数料を取る親もしくは胴元がしきり、参加者が賭けた金銭を勝った者が受け取る賭場系に分かれます。「養分」の発想は後者のタイプ。自分の負けた分が、胴元やとなりの参加者にわたるので、このような言葉にあてはめられたのでしょう。競馬、宝くじ、パチンコなどにかかわる企業は、手数料で運営されています。そう考えると、この「養分」と呼ばれるユーザーが、業界の根幹を支えていると言っても過言ではありません。

 では、業界にとって貴重な存在である負け組ユーザーに、相応の待遇がされているかというと、決してそうとは言い切れません。一部のユーザーが勝ちを積み重ね、その他大勢が負け続けていく。これではいずれ「養分」の財力も底をつき、勝ち組も減り、業界全体が疲弊してしまいます。となると、負けてもなおホールに足を運んでくれるようなサービスを考える必要があります。

 カジノでは高額レートの席に座るユーザーには、ドリンク無料から始まり、場合によってはホテル宿泊費まで無料といったサービスがあります。これにより、ユーザーは「負けたけど、得もできたから丸損じゃないな」という気分になります。これは次回以降、来店する動機として非常に大きいものです。パチンコ、パチスロではユーザーひとりひとりの出玉を管理することは難しいですが、何かしらの方法で「養分」なユーザーに出玉以外のサービスで還元する方法を考えてもいいのではないでしょうか。

 ネット上で見ていると「養分」という表現は、圧倒的に負のイメージが強い言葉として使われています。ですが、先にも述べたとおり、このようなユーザーがいなければ業界は成立しません。仮に自分を「養分」と思っている方がいらしたら、むしろ「自分たちのおかげでみんないい思いができているんだ」と考えてみてもいいのではないでしょうか。
【K松】

(業界コラム)

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