日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


回転遊戯のイメージ画像

社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】181回転目「1パチ・5スロ世代」

14年4月25日 [22:45]

 こんにちは、K松です。いよいよ明日からゴールデンウイーク。長い人なら来月6日までの12連休なんて人もいるんじゃないでしょうか。さすがにこれだけ長ければ、ホールにも何度かいけるチャンスがありそうですね。果たして懐もゴールデンになるでしょうか。まあ、時間がたっぷりある分、深追いは禁物というところですね。ところで、今回のお題は1パチ・5スロ。これらが導入されて、もう7~8年ぐらい経過しました。新規ユーザー獲得・既存ユーザー引き止めの策として始まったものですが、成果のほどはどうなのでしょうか。そんなことを考えてみます。

 まず、ホールにとって1パチ・5スロはどういう存在か。貸し玉料金自体が4パチ・20スロの1/4ですから、売り上げ効率も普通に考えれば1/4。ここで収益を上げるというよりは、先に述べたとおり新規ユーザー獲得・既存ユーザー引き止めが目的となります。最近では、朝から並んでいる人でも、一目散に1パチ・5スロへ向かう人の数も増えてきました。仮にこの人たちが4パチ・20スロだと打たなかったのであれば、「ホール内の人を増やす」という観点では、成功と言えるでしょう。

 では、売り上げとしてはどうか。低貸しだろうと通常だろうと、そこに置いてある台の購入価格は同じです。ホールが減価償却することを考えれば、通常の4パチ・20スロの方がいいに決まっています。理想の流れは1パチ・5スロで打っていた人が、あるタイミングで4パチ・20スロに移行してくれることです。これが逆になってしまっては、利益の出ない低貸しばかりが稼働することになってしまいます。この移行と逆流が、一番難しいポイントなのです。

 若年層ユーザーが減りつつあるパチンコ・パチスロ業界。金銭的な余裕が少ない若年層がパチ・スロデビューするなら、自然と低貸しが選択されます。1パチ・5スロ世代の誕生です。さて、7~8年前に低貸しから始めた世代は、今どの貸し玉率の台を打っているのでしょうか。残念ながら、そこは見えてきません。そこまで追い掛けていないとも言えるでしょう。

 ちなみに、ユーザー1人あたりの売り上げは年々上昇しています。うまく低貸しで新規獲得、通常貸しへの移行が進んでいれば、参加人口も増えそうなもの。ところが減少しているということは、低貸し層のユーザーはとどまり、通常貸しのユーザーがさらに負けては「これ以上は遊べない」とやめていっている、ということになります。これでは低貸しを入れている意味がありません。

 個人的には、そろそろ1パチ・5スロという施策は限界なのではと思っています。やはり通常の4パチ・20スロで、ホールはいかにほどよく出し、ほどよく抜くか。ここで勝負ができないと、テナント料や台の価格が大幅に下がり、低貸しでも折り合うような奇跡が起きない限り、将来の見通しは厳しいと言わざるを得ません。小さい子どもは甘いカレーから食べ始めますが、やはり大人になれば「大人のカレー」を食べるようになるもの。甘いカレー(低貸し)を食べてもらう状況は、長く続けてはいけないのだと思います。

 ところで今日から都内ではパチンコ・パチスロに関する催しがありました。業界内向けのセミナーもあったようです。そこでどんな話があったかまでは聞いていませんが、割と早い時期に1パチ・5スロをどうするかの話し合いが持たれることに期待しています。【K松】

(業界コラム)
前の記事へトップ次の記事へ

このコラム記事には全0件の日記があります。

回転遊戯の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら