日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


回転遊戯のイメージ画像

社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】180回転目「パチ・スロ機の限定映像」

14年4月18日 [19:55]

 こんにちは、K松です。今では切っても切れない関係となったパチンコ・パチスロとアニメ。元のアニメを知らなかったのに、パチ・スロになって「へ~、こんなのあったのか」と思うこともしばしばです。かつては「演出に使える映像があるから」という理由でアニメ版権が好まれたようですが、今では「この機種限定の映像が!」なんてものも多くなりました。そこで今回は、この限定映像について思うところを書いてみます。

 原作ファンをパチ・スロに引き込む施策として、限定映像を入れ込むというのは、特に否定するものでもありません。某アイドルグループ台も、そこでオリジナル(後に聞けるようにはなりますが)楽曲が聴けるということで、ホールに足が向いた初心者もいたことでしょう。ただ、個人的に少し気になるのは、限定映像の見せるタイミングだったりします。

 多くの場合、限定映像は大当たり中だったり、特定の条件をクリアした場合だったりします。当然、それなりに打ち込んで、かつそれなりに低い確率をくぐり抜けない限りは、お目当ての映像にはたどりつけないわけです。ですが、実はせっかくの映像も、連チャン中だと喜びもいまひとつ。なぜなら、大当たりというパチ・スロにおいて最高に楽しい時に出てきてしまうからです。

 パチ・スロがパチ・スロである以上、一番楽しい時間は当たっている時です。しかも、出玉も重要です。たとえばパチンコで確変が10連チャンして、限定映像が出たとしましょう。これがすべて4ラウンド大当たりだったとしたら...。それよりは、限定映像は出なくても16ラウンドが3連チャンの方がやっぱりうれしいわけです。せっかく手間をかけて作った限定映像も、見せ方次第では「おまけ」になってしまうということです。

 では、発生条件のハードルを上げればいいのか。これまた難しいところです。そもそも原作ファンを引き込むためのものなのに、レア度が高すぎては、新規ユーザーにはついていけません。ろくに打ったことのないパチ・スロに、限定とはいえ映像を見るために数万円負ける覚悟、というのも考えにくいものです。

 それでは、どうしたらいいか。私が常々思うのは、通常変動時に見られるというパターンです。最近の機種は、ホール導入前に動画サイトなどで原作を無料配信していたりしますが、どうせなら実機で見せてしまった方が話が早いと思っています。何せ当たる確率がほぼない通常時は、本当にひまですからね(笑)。

 初めてパチ・スロでアニメに触れる人のために、原作アニメを実機で放送。さらに、さほど高くない条件をクリアすれば、だれでも通常時に限定動画が見られればいいな、と思うわけです。なんなら、最近は当たり前になったRTC機能を使って、特定の日や時間は通常時でも限定映像が見られるようにしてもいいかもしれません。

 高いお金を払って持ってきた版権に、手間までかけて作った限定映像。たやすく見せるのは、もったいない気がするのも納得です。それでも、条件を厳しくし過ぎて、ほとんどの人が見られないのであれば、これほど残念なことはありません。ただでさえ、導入サイクルが早いこの時代。もったいぶっていると、そのまま実質的に「お蔵入り」になっちゃいますからね。長期稼働が求められる中ですが、ここはあえて出し惜しみなしの台が増えてくればいいなと思います。【K松】

(業界コラム)

このコラム記事には全0件の日記があります。

回転遊戯の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら