日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


回転遊戯のイメージ画像

社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】178回転目「若者が勝てる環境」

14年4月04日 [22:47]

 こんにちは、K松です。消費税、ついに上がりましたね。私自身はまだそこまで消費増税を体感するほど買い物をしていないのですが、みなさんはどうでしょうか。パチンコ・パチスロホールでは、景品との交換率が変わったところもあるようですね。今度の週末は打ちに行く予定ですが、なんとか勝って交換率の変化を体感したいところです(笑)。さて、今回のお題は若年層のパチ・スロ離れについて。この手の話は毎回「娯楽の多様化」で片付けられがちですが、今回は勝ち負けの視点から考えてみようと思います。

 そもそも、多少はアルバイトなどで収入があるとはいえ、なぜ10代や20代前半の学生などがパチンコ・パチスロを、他の大人たちに混じって打てるのか。答えは実に単純で、そこそこ勝てているか、もしくは負けても大した負けではないからです。比較的時間が自由に時間を使える人の方が、仕事帰りや休日、しかも空いている台に座るしかないサラリーマンより、いい台に座れる確率は上がります。また、ベースとなる収入が少ない分、台選びも慎重ですし、情報収集も熱心。技術介入の要素が年々減る中、情報戦こそが勝負の分かれ目ですからね。

 では、なぜ若年層がパチ・スロを打たなくなってきたのか。それは時間を使い、情報を収集しても、ひと昔ほど勝てなくなったから、というのも大きな理由だと思っています。なぜ勝てないのか。ホール側が出せなくなってきたからです。それでは、なぜ出せないか。台の価格高騰もありますが、要は負けてくれる大人が減ったからです。つまりは、ホールが売り上げから若者にお小遣いを回せるほど、大人がホールにお金を落としていないということです。

 参加人口の減少は、若年層だけの話ではありません。若年層以上に売り上げに貢献するサラリーマン層も、同じように減っています。ここ数年の業界の悪循環は、ここが大きなポイントです。あれこれと新規顧客獲得に向け、版権物の台が出てはいますが、一番のお得意様であるサラリーマン層へのアプローチは、物足りない感がぬぐえません。逆を言えば、大勢のサラリーマン層に少しずつでも負けてもらえば、若年層の勝ちも増え、将来のお得意様になってもらえる可能性も広がります。

 もちろんサラリーマン層だって、勝ちたい気持ちに変わりはありません。ただし、普段は負けていてもたまに大勝して仲間にごちそうできたり、話のネタにできたりすれば、満足な人も多いものです。トータル収支はさておき、いかに楽しい思いができるか。ここに重きを置いているユーザーを大事にすることが、結果的には業界が求める若年層ユーザーを作ることにつながっていると思うわけです。

 季節はちょうど新入社員の歓迎会が行われているころ。先輩からごちそうされている若者もたくさんいることでしょう。そう考えると、パチ・スロホールでは、日々そのようなことが起きてきたわけです。だからといって、私もたくさん負けられるほど余裕はありませんが、若いファンは増えてほしいなあと常に思っています。【K松】

(業界コラム)

このコラム記事には全0件の日記があります。

回転遊戯の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら