日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


回転遊戯のイメージ画像

社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】172回転目「プロフェッショナル」

14年1月31日 [23:16]

 こんにちは、K松です。早くも明日から2月。国内プロ野球はキャンプインし、野球界のお正月を迎えます。私も元野球記者。3月末の開幕戦の時もそう思うのですが、「いよいよ今年も始まるな」なんて気分になったものです。さて、1月中の野球関連記事といえば、多いのは「今年は15勝」「目指せ3割30本」なんていう、目標設定のようなもの。プロである以上、結果を残さなくてはいけませんからね。ふとパチンコ・パチスロ界に目を向けると、専門メディアの方でも「年間収支はマイナスです」と話すことが多いようです。そこで今回は、パチ・スロ業界のプロと、収支について考えます。

 大まかにいうと、パチ・スロ業界にもプロは2種類います。まず、業界で「専業」と言われる、パチ・スロを打ち、その収支で生計を立てている人。いわゆるパチプロ、スロプロです。メーンは打つことだけど、ちょっと働いている人のことを「兼業」なんて言ったりします。当然、この方々は勝たないことには生活ができませんから、収支にシビアであることは当たり前。台の演出なんて二の次、というより度外視。ひたすら期待値を追って、収支プラスを目指します。話を聞くほど、実に地道な作業です。

 次に、専門メディアで働く方々も、違った意味でプロです。ライターなら打ち方を解説したり、演出の楽しさを語ったり。雑誌や動画を作るための取材・編集をする人たちも当然います。ライターはユーザーに実際に打っているところを見せることが多いので、そういう意味では、パチプロ・スロプロよりも、プロスポーツ選手などに近いのかもしれません。ただ、動画の収録であれば限られた店や台で打つことになるので、ホールの状況がよくなければ、収支もマイナス方向に向かいます。「ライターが来てるんだから、いつもより出しているんだろう」と思われがちですが、最近ではそこまで甘くないのが実情なようです。

 そんな事情もあり、ライターの方々でも、赤裸々に「今年もマイナスだ」なんて言うことも珍しくなくなりました。ですが、個人的にはここにはちょっと引っかかっています。やはり一般ユーザーからすれば、ライターもプロの一種。いろいろ事情はあれど、一般人より情報面では恵まれているだろうし、週末しか打てず、ゆっくり台を選ぶ状況もなかなか得られないユーザーからすれば、収録でも朝イチで打てるのはうらやましいでしょう。それなのに、こぞって「マイナスです」と言われると、ちょっと夢がないような気がしてしまいます。

 ユーザーが負けているからこそ成り立っているパチ・スロ業界。それはユーザーも、ある程度はわかっていることです。それでもやはり、専門家・プロフェッショナルが、微々たるものでもプラス収支でいると「ああ、やっぱり勝っている人もいるんだから、またやってみよう」という気になるんじゃないかな、と思います。時として負けている方がメディア内での「キャラ」としては成立することもあります。また、あまり勝った勝ったばかりでも現実離れしてうそくさくもなるでしょう。共感を得るには、ユーザー同様負けることも大切。ただ、もう少しユーザーをその気にさせる勝ち自慢が増えてもいいかな、と思っています。【K松】

(業界コラム)

このコラム記事には全0件の日記があります。

回転遊戯の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら