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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】160回転目「新台を入れること」

13年10月18日 [20:07]

 こんにちは、K松です。新台が続々登場していますが、みなさん戦績はどんな感じですか? なんとなくですが、周りの人たちから敗戦報告が続いてるようなので、少々心配でして...。ひと昔前なら「新装=赤字覚悟」みたいなものだったのですが、最近はなかなかそうもいかないようで。今回はあらためて、ホールと新台の関係について考えてみます。

 まずは、来週以降で11月までに導入される主な新台を見てみます。パチンコは仮面ライダーV3(京楽)、GI DREAM(サンセイ)、新アレジン(藤商事)、竜王伝説3(豊丸)、鉄拳(ビスティ)、春夏秋冬(西陣)、聖闘士星矢(三洋)あたり。パチスロなら、ラブ嬢(オリンピア)、花の慶次(ニューギン)、マジカルハロウィン4(KPE)、テイルズ オブ デスティニー(北電子)、タイガーマスク(SANKYO)というところでしょうか。12月にも未発表のタイトルが控えていることを考えると、これからパチ・スロ合わせて20機種以上が導入されることになります。

 ユーザーが期待するのは、新たな遊技機のゲーム性と同時に出玉も大きな要素になります。人によれば「新台なんだから、店も出して当然」と思っている場合も少なくありません。ですから、導入初日からパチンコでボーダーをはるかに下回るくぎ調整だったり、パチスロで全台設定1だったりすると、ユーザー心理としては通常日以上に期待を裏切られた感が強くなります。「あの店は新台は入れるけど出さない」。こうなってくると、どうしてもその店からは足が遠のいてきます。

 ホールを経営する側も、時代の変化に苦しんでいるのでしょう。その昔は、新台を入れたらどの店よりも出すことで、顧客獲得を目指していました。今ほど新台ペースも早くなかったですし、そもそも台の価格もここまで高くありませんでした。仮に今と同じ台数を導入したとしても、まだユーザーにとって「新台特需」として還元する余裕がある計算です。今は新台を買わないと客が流れる、新台を買ったからにはその分を回収しないといけません。くぎも設定も渋くなるのも、当然の結果と言えます。こう考えると、必ずしも新台がたくさん入っている店がいい店とも言えなくなってきます。

 それならホールも台を買わなければいいじゃないか、ということになりますが、なかなかそう簡単な話でもありません。メーカー各社にはいわゆる「看板機種」なるものがあり、これらはやはり人気がある分、長期稼働が見込め、ホールとしても「稼げる台」になります。ところが、いざ看板機種だけ買いたいと言っても、そうならないのが業界ルール。どうしても他の機種も購入しているホールが優先される傾向にあるようです。台を購入し、それを使ってユーザーから遊技代を取るのはホールなのに、台の購入についてのイニシアチブが、必ずしもホール側にない。他業種にもないわけではないですが、パチ・スロ業界ではことさら、この傾向が強いように映ります。

 近年、パチ・スロ機の中古市場が注目を浴びるようになりました。一種の人気のバロメーターのように扱う人も増えています。たとえば、この中古機市場をフル活用し、新台の半値以下の中古機ばかりを集めたホールができたら、どうなるでしょうか。当然、新台はありませんが、ホールにとって最大の支出となる台購入費が軽減されるので、運営もはるかに楽になるかもしれません。出玉もついてくれば、自然にユーザーも増えるでしょう。新台、新台といっても2週間も経てば「新台」の札が外される時代ですからね。そろそろ、そんなホールが出てきてもいいのかな、とも思っています。みなさんは、どう思われるでしょうか。【K松】

(業界コラム)

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