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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】155回転目「過剰な演出」

13年8月30日 [19:54]

 こんにちは、K松です。先週末、おそらく業界初であろうパチスロユーザー日本一を決める「第1回 日本回胴王決定戦」の東京予選を取材してきました。日程や会場の都合もあり、全国津々浦々からユーザーが集まったとは言い難い部分もありますが、それでも数千人の応募があったと聞くと、注目度は高いのだと思います。準決勝は明日、決勝は明後日です。また取材に行きますが、どんなドラマが待っているのか、今から楽しみです。さて、そんなイベントで思ったことを、今回のテーマにしたいと思います。

 回胴王決定戦・東京予選の会場は、実際のホールではなく、多目的で使われるイベントホールでした。パチ・スロホール独特の金属やたばこが混じったようなにおいもなければ、玉やコインが流れる音もなし。さらに、その上に重なる店内BGMもありませんでした。また、会場は若干暗い程度で、派手なPOPなどもなし。すっきりとした印象を受けました。もちろん数十台並んだ台から発するいろいろな音だけでもそれなりの大音量だったのですが、視覚・聴覚・嗅覚で受けた印象は、ホールのそれとはまるで違うものでした。

 パチ・スロ業界関係者であれば、ホールではなくショールームや会議室で台を打つことも少なくありません。私もたまに会議室のようなところで1台ポツンと置かれた試打機を触ることもあります。すると、すでに導入済みの台で「あれ、こんな音がする台だったのか」と思うことがしばしば。いかにいろいろな音に、台の細部がかき消されているかが分かります。演出も、オフィスの白い照明とホールの色つき照明とでは、見え方がまるで違います。

 今回言いたいのは、はたして今のホールが台の演出・音を余すところなく発揮できる環境になっていないのでは、ということです。もちろん全国1万店あれば1万通りの環境があります。フロアの広さ、形状、天井の高さなど、ひとつとして同じものはありません。ただ、目の前にある台の音がよく聞こえなかったり、演出が見えにくければ、楽しさも半減です。先日、パチンコの某機種で全回転リーチが出たのですが、音がまるで聞こえずうれしさ半減でした(苦笑)。すべての原因がホールにあるわけでもないのですが、パチ・スロとは無縁な多目的ホールでの快適さを感じてしまうと、今のホールの現状につい疑問を感じてしまうわけです。

 あらためて思うのは、パチ・スロを楽しむ上での最適な環境はどんなものか、ということです。やはり台の演出がしっかりと見えたり、音がはっきり聞こえたりするのがよいのでしょう。そのためには余計な音や光を排除し、さらに音が店内で反響しないように消音する工夫が必要です。ホール側の対応が進めば、メーカーが作る台も目や耳に負担がかかるフラッシュや大きな音をさせることもなくなるかもしれません。パチ・スロが家ではなくホールで遊ぶものである以上、ホール内の環境も、遊技の一部です。最近ではだいぶ進んできた感もありますが、より快適な空間へと改善されることで、参加人口の下げ止まりのきっかけになればいいなあと思っています。【K松】

(業界コラム)

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