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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】149回転目「遊技人口と新たな挑戦」

13年7月19日 [21:23]

 こんにちは、K松です。今夏最大の注目台、ぱちスロAKB48がいよいよ導入されましたね。みなさんはもう打たれましたか? パチンコは大ヒットで、今でも元気に稼働しているだけに、パチスロだとどうなるのか注目したいところです。国民的アイドルグループを起用した台まで投入されたパチ・スロ業界ですが、残念ながら遊技人口の減少は歯止めがかかっていないとの話を聞いています。今回は、業界にとって死活問題である遊技人口について考えてみます。

 毎年、いろいろなものとタイアップした機種が、年間に何百機種と導入されています。新機種のうたい文句として「既存ではなく、新規ユーザーの獲得」を掲げているケースも少なくありません。本来、その言葉どおりに進んでいれば、増えるまでいかなくても、減少傾向が鈍化してよさそうなものです。ところが、全国の店舗数、台数の減少より、遊技人口の減少の方が割合としては高くなっています。結果だけ見れば、タイアップによる新規ユーザーの獲得は、既存ユーザーの離脱を補うほどの効果が出ていないと言わざるを得ない状況が続いています。

 では、業界全体で新規ユーザー獲得という方向に向いているかと言えば、必ずしもそうとも言えません。効率だけ考えれば、遊技代も少ない新規ユーザーより、それなりの金額を使う既存ユーザーにより多く使ってもらう方がよかったりもします。ただ、それは既存ユーザーの負担額が増えることと同意です。よほど景気がよくなって給料が上がり、パチ・スロで「負けられる」お金が増えない限り、どこかで限界が来るのは明白です。

 もともと閉鎖的な娯楽であるパチ・スロに、新規ユーザーを取り込むのは、非常に労力がかかります。また、閉鎖的ゆえに新しい取り組みについて、決して追い風ばかりが吹かない環境もあるようです。度々このコラムでも書いていますが、WEBについてはかなり懐疑的だった人も多く、理解が得られ始めたのもつい数年前からだと聞きます。新規を取らなくてはいけないのに、そのための施策が生まれにくい。決して望ましくないスパイラルができあがっています。

 話は変わりますが、みなさんはゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ」は遊んだことがありますでしょうか。はい、あのパズドラです。今や1600万ダウンロードを超え、電車内で周りを見渡せば、まさに老若男女がプレーしています。それまでスマートフォンのゲームは、子供から20代ぐらいまでが楽しむものというイメージがありましたが、それを一変させたゲームです。おそらくパチ・スロ業界に求められるのは、このくらい爆発力のあるものです。パチ・スロなんてもう何年もやってないけど、あまりにみんながやっているというから、さすがにやらずにはいられない。そのぐらいのパワーというかムーブメントが必要です。

 聞けば、パズドラを開発したチームは、何年もヒット作を生み出せず、大変苦労したそうです。それでもくじけずトライし続けたメンバーと、トライし続ける環境を我慢して与え続けた企業の勝利なのだと思います。できればパチ・スロ業界にも、そう簡単には成功はしないけど、だれもが成功してほしい新規ユーザー獲得への挑戦を支援するような雰囲気がもっと増えてくれればなあと思います。そういう意味では、成功するかしないかは別として、新たな挑戦をしている企業があれば、そこは長い目で見守っていきたいなと考えています。【K松】

(業界コラム)

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