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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】147回転目「パチ・スロに割ける時間」

13年7月05日 [15:40]

 こんにちは、K松です。先日、あまりパチンコ・パチスロ業界外の人は参加しないセミナーに参加してきました。思わず納得な話から、ここのコラムで書くものではないような深い話まで、いろいろ聞くことができました。多少なりとも一般の方々より見聞きしているつもりでしたが、まだまだ知らないことだらけ。道のりは険しいです(苦笑)。さて、セミナー後の懇親会の席でちょっと話題になったのが、パチ・スロとソーシャルゲームの関係。業界側は、かなりソーシャルゲームの発展を危惧しているようでした。今回は、この話をきっかけに、パチ・スロの遊技時間について考えます。

 唐突ですが、私の仕事がある日の流れは以下のとおりです。朝は午前10時スタート。日に数件の打ち合わせやら取材があります。業務終了の定時は午後6時ってことになっていますが、その時間でスパッと終わることもなく。会合に出掛けることもあれば、残業していることもあり、自宅に着くのが午後10時だと早い方かもしれません。遅めの夕食を取り、風呂に入る。ここまで来て、ようやく余暇時間に突入します。当然「え? じゃあいつ打ってるの?」となるわけですが、どうしても休日に趣味兼仕事でホールへ向かうことになっちゃいます。まあ、休みなく働いている方もたくさんいるので、休日があるだけでもいい方かもしれませんが。

 さて、休日も含めた余暇時間、もちろん人によって長さが違います。夕方きっちりに仕事が終わる人なら、帰り道にひと勝負なんてこともあるでしょう。ただ、この時間に別の趣味・娯楽が入り込んでくれば、当然ながらパチ・スロに興じる時間は減るわけです。それが読書なのか映画なのか、ソーシャルゲームなのか。これも人ぞれぞれですが、急速にユーザー数を増やしてきたソーシャルゲームに、同じ娯楽産業に属するパチ・スロ業界が脅威を感じるのも当然と言えるでしょう。

 ソーシャルゲーム、さらにアプリには、パチ・スロを題材にしたものもたくさんあります。ホールには行っていないけど、電車の移動中にアプリでパチスロをしている。そんな人も多くいます。結果的にはパチ・スロに触れているものの、本来の「パチ・スロの遊技人口」には含まれないという、ちょっと不思議な話です。もちろんホールで遊んでもらってナンボの商売・業界ですから、あまりゲーム・アプリで満足されても困りもの。ただ、ホールのように勝っても景品が得られない分、いくら遊んでも負けずに楽しめる、という意味では娯楽として確立した感もあります。外側から見れば、同じパチ・スロという遊びでありながら、お互いでユーザーの時間を取り合っているような構図にも見えてきます。

 ここまでソーシャルゲーム・アプリが急成長しまった以上、パチ・スロ業界が今から対抗するというのも、なかなか難しいものです。いかに余暇時間を食い合わず、ゲームもするけどパチ・スロもするというユーザーを確保できるかで、今後の遊技人口にも影響が出てくるでしょう。もっと言えば、にわかに声が高まってきたカジノが数年後に開業することになったら、同じ「ギャンブル」の類いが増えることにもなり、さらに厳しさが増すのですから、短い時間でもそれなりに楽しんでもらえる工夫が必要になってくるのだと思います。

 低貸し営業により業界が目指した「長時間ゆったり遊んでもらう遊技」から、「短時間でも楽しみを体感できる遊技」へ。趣味・娯楽が多様化の一途をたどっているだけに、方向転換を考え出す人も出てくるかもしれませんね。【K松】

(業界コラム)

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