日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


回転遊戯のイメージ画像

社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】145回転目「文字・画像、動画、その先」

13年6月21日 [19:09]

 こんにちは、K松です。少し前から、パチンコ・パチスロの動画が、また一段と増えましたね。それまでパチ・スロ専門テレビの映像が動画サイトでも見られるぐらいだったのが、ここのところオリジナルの動画サイトがいくつも登場しました。オールジャンルを扱う動画サイトがいろいろ苦戦する中、パチ・スロ系動画はアニメ系などと並んで、数少ない好調なジャンルと言えます。今回は、加速度的に増えたパチ・スロ動画とその先にあるものを考えてみます。

 パチ・スロの情報も、始まりは文字と画像(写真)で伝達されていました。今でもファン誌、漫画誌は健在です。ここにCS、ローカル局を中心としたテレビによる映像の文化が入ってきました。そしてWEBメディアの台頭。まず、文字・画像がWEBに移行すると、ユーザーの環境が整うにつれて映像・動画もどんどんWEBでの発展を遂げました。それまでマスメディアが担ってきた情報発信を、一個人が文字・画像・映像と多様なスタイルで発信できるようになりました。これにより、投稿型サイトが一気に巨大化することになったわけです。

 さて、パチ・スロ業界は、一般的な普及より若干遅れてWEBメディアを取り入れ始めました。今ではホールの店長がSNSを活用したり、メーカーが動画サイトで機種紹介を行ったり。特に映像については、これまで限られたテレビ局やホール内でしか表現できなかったものが、動画サイトで自由に公開できるようになり、一気に需要が高まりました。ファン誌で活躍していたライターの方々が、動画への出演で引っ張りだこになっているのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 紙からWEBへ、文字・画像から映像へ。パチ・スロに限らず、いろいろな業界が、映像に続く「その先」に来るものを探し始めています。たとえばゲーム業界。もともとWEB領域への参入が早かった分、PCやモバイルなどのディスプレイ上で表現できるものは、かなりやり尽くした感があります。そこで目が向いたのがオフライン。簡単に言えばサンプリングやイベント、屋外広告です。各地でのゲーム大会、店頭体験会などがその一例です。WEBバナーなどが「クリックした数」がカウントできる分、測定は容易ですが、いくらディスプレイ上で派手に動くとしても、繁華街で掲出される特大ポスターにインパクトという面ではかないません。オフラインのPRは、かなり昔から使われていた手法ですが、グルッと一周して戻ってきたような感じですね。

 パチ・スロ業界のPRについても、最終のゴールは実はオフライン。ユーザーがホールに足を運び、台を打ってもらわなければ、意味がありません。紙かWEBか、文字・画像か動画か。使うメディアはさておき、「パチンコ・パチスロを打ってもらう」ところをはずしてしまうと、いくらよく出来ているものでも、的外れになってしまいます。

 ちなみにパチ・スロには、今でも「来店取材」という、オフライン施策が続いています。これは広告規制の後でも残った、貴重な告知方法のひとつです。もちろん直接的に出玉を示唆する表現はできないのですが、実際にユーザーの足をホールに向けるものとして、有効な手段であることは周知の事実です。もしかすると、規制されたことが結果的にオフライン施策を捨てず、しっかり残せたことにつながったのかもしれませんね。

 どんなメディアを介して情報を伝えようと、受け取り行動するのは人間です。そう考えると、オフライン施策というのは、どんな業界でも欠いてはいけないものなのだと思います。文字・画像、映像を見て、その気になったユーザーが、どうやってホールへ向かい、どの台に座るのか。今後はそこまで考える必要がありそうです。【K松】

(業界コラム)

このコラム記事には全0件の日記があります。

回転遊戯の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら