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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】136回転目「唯一の武器」

13年4月12日 [19:08]

 こんにちは、K松です。今週はCR牙狼FINALが発表され、週明けにはフィーバー機動戦士ガンダムが導入。この春は、何かとパチスロよりパチンコの話題が活気づいている印象がありますね。新台入替も15日週で大物は落ち着き、22日週はゴールデンウイーク前にもかかわらず、目立った動きはなし。各タイトルは連休明けに導入される予定です。いまやパチ・スロホール唯一の宣伝材料である新台入替。ここから、今のホールの状況を考えてみます。

 ちょっとまどろっこしいですが、そもそも新台入替とはなんぞや、から始めたいと思います。読んで字のごとく「新しい台と古い台を入れ替える」です。ほぼ同じ意味で「新台導入」と告知されることもあります。どちらにしても、新しい台がホールに入ることを知らせるものです。ただ、この告知自体が「今日は店が台を出やすくしてくれている日」かいうと、そうとも言い切れません。なので、ホールの宣伝にうるさい時代になっても「客観的な事実」として告知することが認められているわけです。

 では、ホールがなぜ新台入替を告知したがるのか。それは歴史に基づきます。ひと昔前までは、新台が空くのを待つ人だかりができていたもの。今ほどペースも早くなかったので、ホールも新台入替のタイミングで出玉を甘くしたところも多かったようです。「今日は新台が入った日だから、新台はもちろん他の台も結構出るはず」。パチ・スロユーザーに根付いたイメージを、今も活用しているということになります。

 ところが、最近はこの「新台入替効果」も、さすがに衰えが見えてきました。まず、入替のペースが早まったことでお祭り感、プレミア感も薄まってしまいました。また、ユーザーの減少に伴う売り上げ減少、台購入費の増加により、ホールも出玉の還元がしづらい状況になってきました。ごく最近では「また入替か。これで店はまた回収だな」なんて声も増えてきました。広告規制により、ホールにとって唯一の武器と言われる新台入替も、場合によっては逆効果になってしまう事態になっています。

 それでは、この状況をどうすればいいか。結局はメリハリという話に行き着く気がしています。ファン注目の新台が入ったとして、各ホールで違うのが台数だけであれば「とにかく新台を打ちたい!」という人が大型店舗に流れるのは必然。逆に少ない台数でも「ここに入る新台はとにかく出る」というイメージが確立されれば、中小規模の店舗にも「色」が出てきます。

 また、そもそも毎週月曜日の入替合戦に参加せず、独自のタイミングで実施するのも手です。新台入替は月曜日と限られているわけではなく、たとえば「毎月7・17・27日」なんてことも可能です。今や「7のつく日は○○デー」という告知はできませんが、それが新台入替と重なれば話は別。わざわざ「7の日」なんてことを言わなくても、おのずとユーザーも分かるものです。八方ふさがりのようですが、使い方やタイミングで、まだまだ可能性はありそうです。

 ユーザーが求めている情報は、新台が何台入っているかも重要ですが、やはり最終的には「今日は出す気なの? 出さない気なの?」ということ。もちろん過剰にあおれば、それも「射幸心をあおる」ものに含まれてしまう可能性もあるので注意は必要です。それでも当面は今ある唯一の武器をアレンジしながら、「今日は新台入るからホールに行かなくちゃ!」という遊技動機を起こす策を、今後も考えていくしかなさそうです。【K松】

(業界コラム)

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