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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】132回転目「平常に戻ること」

13年3月11日 [19:11]

 こんにちは、K松です。普段は実戦ものを書いている月曜日ですが、今日が「3・11」ということもあるので、業界についてのお話に変更しました。さて、東日本大震災から今日で2年。新聞、テレビなどでは各メディアでは当時の悲惨さや、今なお残る爪痕の大きさが伝えられ続けられました。パチンコ・パチスロ業界でも、この3・11に際していろいろな対応が見られました。今回は、2年が経過し自粛・復興ばかりだったころから少しずつ変化や考え方の違いが出てきた部分について考えます。

 私事ではありますが、先日ニコニコ生放送のパチ・スロ番組でライターの大崎一万発さんとお話をさせていただく機会に恵まれました。その時の話題のひとつとして「パチ・スロ業界が一般メディアからどう見えているのか」というものがありました。たとえば、この3・11という日についての考え方、対応についても、業界から一歩引いてみると、とても不思議に映ることがあります。

 震災から2年となったこの日、かなりの数のホールが哀悼の意を表すべく、店外照明の消灯を行いました。被災地やその近くのホールでは、営業自体を休んだところもありました。そんな中、この日が月曜日ということもあり、新台入れ替えもかなりあり、その告知も少なからず見えました。被災された方々の死を悼みつつ、一方で営業告知が行われる。かなり特殊な光景に感じられました。

 パチ・スロに関わりのない人からすれば、月曜日が新台導入されるタイミングであることは、それほど知られもせず、また興味を持たれている事柄でもありません。そういう人からすれば「なんでわざわざ3・11にポスターやチラシなんか...」と思うのが自然でしょう。また、台の入れ替えが月曜日でなくても可能なのも、また事実。店外照明を消していることから分かるように、この日が3・11であることを自覚しつつ、新台導入については目をつぶった形になりました。

 ここで言いたいのは「3・11には店も休んで静かにしていた方がいい」ということではありません。「平常通りにしていよう」ということです。もちろん、新台導入もルーティンのひとつかもしれませんが、それでもやはり入れ替えのない他の平日とは意味合いが異なります。変に静まることなく、かといって騒ぐこともなく。日本中の人々が「普通に暮らせていることに感謝しよう」と言っているのだし、パチ・スロ業界も同じようにしていればいいのだと思います。

 業界側も、これまでに世間から持たれているイメージアップへと、あれこれと策を施してきました。ですが、個人的に一番大事にしてほしいのは「世間との感覚のギャップを埋めること」です。ピントのずれた行動は、本意が伝わらず、いろいろな誤解を招きやすいものです。世の中が思う平常と、パチ・スロ業界の平常。この日を機会に、どの程度のずれがあるのか、見つめ直す機会になってもいいのかもしれません。【K松】

(業界コラム)

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