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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】123回転目「競う相手」

12年12月28日 [14:33]

 こんにちは、K松です。どこまで続くかわからないまま書き始めたこの業界コラムですが、なんと3回目の年越しを迎えることになりました。何事も続けてみるものですね。来年もよろしくお願いします。さて、2012年最後のお題は「競う相手」。余暇の遊技であるパチンコ・パチスロは、もちろんその業界内で切磋琢磨(せっさたくま)する必要がありますが、他の遊技と競うことも大事です。そこで今回は、パチ・スロが他の遊技に勝つための課題を考えます。

 日本中の電車の駅数より多いと言われるパチンコ・パチスロ店。店舗型の遊技施設としては非常に多く、その気になればいつでも楽しめるものです。ただ、近年になってこの便利さで優位に立てなくなってきました。たとえば競馬をはじめとする公営ギャンブルは電話やインターネットでの購入者が増え、どこにいても楽しめるようになりました。またゲームの世界では、家庭用ゲーム機から携帯ゲーム機、さらにはスマートフォンに代表されるモバイル端末でも遊ばれるようになりました。当然、常に持ち歩いている端末ですから、場所も時間も問いません。パチ・スロのように「近くの店に行く」までもなくなったというわけです。

 次に遊技時間です。パチンコこそ規約の改正でスピード化が図られましたが、パチスロは主流のART機では、なかなか時間効率が上がりません。空いた1、2時間で勝負というわけにもいかないのが現状です。多種多様な娯楽があふれる今の時代に、パチ・スロだけに何時間もかけようとする人は、今後も減りこそすれ増加傾向にはならないでしょう。一時期、業界では「少ない金額で長く遊んでもらう」ということで低貸しや甘デジが増えました。ただ、それも週末休み、あるいは平日でもゆっくり時間がある人たち向けの話。もちろん射幸性の問題はあるにせよ、短時間である程度の勝ち負けがはっきりするものを見いださないと、ユーザー離れは進むものと考えられます。

 いつでもどこでもパチ・スロが楽しめるオンラインホール構想は、複数の企業が挑戦しましたが、なかなかうまく進んでいません。また、時間効率は台の規約が変わらない以上、限界があります。そんな中でも業界が生き残るためにも、次なる施策を考えなくてはいけません。ホールへ足を向ける動機づけとして、他業種とのコラボなどを増やす必要も出てくるでしょう。場合によっては競う相手である他の遊技の力を借りることすらありえます。2013年は加速する時代の流れにパチ・スロ業界がどう食らい付いていくか。そんな動きに注目していきたいと思います。【K松】

(業界コラム)

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