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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】108回転目「店舗内ATMと制限額」

12年9月07日 [21:11]

 こんにちは、K松です。早いところでAKB48台が導入されて2週間弱となりますが、みなさんの行くホールの様子はどうですか? 様子を見に行ったものの座れずに、他の台に座っちゃったなんて人も多いかもしれませんね。勝てればいいですが、そういう時に負けてしまうと「この台を打つはずでは」と精神的なダメージが大きいので気をつけましょう(苦笑)。さて、今回は都内でちらほら見かけるようになったホール内のATMについてです。みなさんは店内ATM、どう思いますか?

 かつて、ホールにATMが設置されているところなどありませんでした。設置が始まったのは07年くらいからですかね。それまでなかった店にいきなり設置されていたりするので、驚いたことを覚えています。私自身、遊技中に財布の中身が足りなくなって、銀行やコンビニで利用したことはあります。ただ、最初に店内にあるのを見た時は「本当に大丈夫?」と思いました。

 まず法的には問題はないようです。ホール内にATMを置いてはいけないということはありません。また、使いすぎ防止策ということで、3万円などの利用制限が設定されています。そもそも街中にあるものでも、1日の引き出し額が50万円までに制限されている時代。さすがにお金を使って遊技するホール内で同条件というわけにもいかなかったのかもしれません。

 法的に問題はないし、利用制限もついている。ただ、はたして本当に必要かとなると意見は分かれます。使いすぎ防止策があるとはいえ、3万円までは店外へ出ずに引き出せてしまうことに、違いはありません。遊び始める時点で財布に2万円入っている人は5万円、5万円なら8万円まで遊べる計算です。「財布+3万円」というだけなので、1日にホールで使う金額の抑制になっているかと言われると疑問も残ります。パチ・スロ嫌いの方からすれば「より簡単に3万円を使わせる仕組みだ」とも見えるでしょう。

 以前、このコラムでも書きましたが、パチンコにしろパチスロにしろ、どれだけ負けようと思っても、1日で何十万も負けられるものではありません。そういう意味では競馬や競輪といったものは、何度かに分けて買えば100万円分を1レースで購入することもできます。同じように複数に分けて買えば、宝くじにも上限はありません。ATMに利用制限額を設けたことが、かえって「3万円以上負ける可能性がある遊技」ということを強調することにもなっています。

 もし本当にユーザーの使いすぎを防ごうというなら、ユーザー判別が可能なカードでも持たせて、遊技時はそのカードを使わせ、1日の投資額を制限するしかありません。また、店内ATMの利用額を制限したとしても、追加の3万円でも物足りない人は、店外でさらに引き出して戻ってくるでしょう。そう考えると「店内は3万円まで」という制限には、それほど実質的な効果はないということになります。

 パチ・スロは18歳未満の遊技を禁止している「大人の遊技」です。もちろん依存症などの問題も無視はできませんが、大原則として「自己管理ができる人」だけが遊んでいいものです。それは競馬、競輪など他のギャンブルも同じことです。消費者金融のCMには決まって「ご利用は計画的に」という言葉が入ります。使いすぎも、最終的にはユーザー自身の問題です。店舗内のATMに頼ることなく「今日は財布の中身だけでひと勝負!」というのが、本来求めるべき姿なのかもしれません。【K松】

(業界コラム)

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