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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】102回転目「広告規制再び」

12年7月27日 [20:33]

 こんにちは、K松です。毎日、暑い日が続きますね。こんな陽気が続くと、ついつい涼しいところに逃げ込みたくなります。パチ・スロホールもそのひとつ。もちろん節電も大事ですが、適正な室温設定で涼ませてくれるとありがたいですね。さて、そんな猛暑の中、業界には冷たい風が吹き込みそうです。昨夏から施行されたホールの広告規制ですが、先日再び警察庁から規制についての文書が出たそうです。内容をひとことで言えば「特定の日、機種をイメージさせる広告は全部NG」です。今回は、この気になる文書についてのお話です。

 まず、昨夏のホール広告規制がどんなものだったか、振り返ってみましょう。私のコラムでも54回目から56回目あたりで書いていました。その時のものは「出玉に関する広告、イベントはNG」という認識でした。規制前は「毎月〇日は〇〇の日」というような、特定の日や機種を指定し、甘くぎや高設定を示唆する表現がありましたが、これを禁じるものでした。その後、ホールは多くの地域で規制対象外となっていた「ライター来店」「来店取材」ものを中心に、間接的な表現で、禁じられた出玉イベントを補てんしていました。

 当時、規制の内容もあいまいな部分が多くありました。また、地域格差も多かったのが実情です。そして今回の規制。新台が導入される「新装開店」こそはずれているようですが、それ以外の広告表現はほぼ"完封"と言っていいものです。文書の一部を見る機会がありましたが、今回は実に細かい「事例集」までついています。たとえば「〇日は限定で地元の特産品を景品でご提供」もダメ、「リニューアルオープンから〇日」もダメ。さらには数字の「7」を含む表現は、すべてダメと言っても過言ではないでしょう。今回は、取り締まる側の本気度が目に見えるようです。

 ここまで厳しい規制方針が出されたことで、業界は一気に変革を迫られることになりそうです。たとえばパチ・スロの専門チャンネルの行く末も気になります。営業中に「〇日は〇〇TVの〇〇収録」という表現が出来るか否か。もしこれもNGとなれば、ホール実戦の収録は難しくなります。「本日、収録につきご迷惑をおかけします」という書き方だとしても、日を特定するという意味では同じこと。もちろん撮影機材がユーザーにぶつかってトラブルになっても大変。ですので、結局は営業時間中の実戦ができないという理屈になってしまいます。このあたりは折衷案というか、落としどころを探す必要がありそうです。

 ここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、実は昨夏に出された規制と、本質的なものは何ら変わっていません。この1年、ホール側があれこれ知恵を絞って別の方法を考えたのですが「だから、出るとか出ないとか、射幸心をあおる広告はやめろと言っているだろ!」と、あらためてお達しが出たという感じです。それだけに「今回は抜け道はないぞ」という意味での事例集になったのでしょう。

 時期ですが、昨夏に一度出されたものの追加版ですから、今回は「いつから」という明確なものは出ていません。ただ、これを受けて業界の組合側も組合員に向けて何かの発信があるものと思います。実際にホールが反応するのは、その後になっていくものと思われます。業界の今後を見る上でも重要な時期だけに、私も動向をしっかりチェックしたいと思います。【K松】

(業界コラム)

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