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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】98回転目「パチ・スロ書籍」

12年6月29日 [20:20]

 こんにちは、K松です。みなさんは、パチンコ・パチスロに関する本って、どのくらい読んだことがありますか? 機種の解析情報などが掲載されている、いわゆるファン誌はコンビニでも買えるので、ちょっとはまった人なら一度は購入したことがあると思います。今回のお話は雑誌ではなく新書などの書籍。特定の機種情報ではなく、ハウツーだったり業界話を題材にしているものです。書店に行けば競馬や宝くじといった趣味と同じコーナーに置かれていることも多いです。今、パチ・スロに関連する書籍の世界はどうなっているのか考えてみました。

 実際にちょっと大きな書店のギャンブル系趣味コーナーに行くと、想像以上にパチ・スロ関連書籍が多いことに驚かされます。ジャンルは大別すると2つ。1つは「パチンコで勝つには」といった、収支をアップさせるようなノウハウ系。もう1つは、業界の「闇」と呼ばれる部分を明かしたり、業界の問題点を指摘する業界話系です。

 まず前者。不正でも行わない限り、パチ・スロで「必勝」ということはあり得ません。ただ、効率の悪い打ち方だったり、無駄な行為を省くことで、収支を多少なりともプラス方向に導くことはできます。著者には、一時期パチ・スロの収支だけで生活していた「本業」経験者の方も多く見られます。「とにかく勝ちたい!」という人にとっては、何かしらのヒントになるかもしれません。

 後者は、書き方によってかなり差があります。完全に「パチンコ悪」というスタンスで書ききったものから、「業界の課題はここなんです」と、改善を求めて提案するものまで幅が広いです。そもそも、それほどいいイメージを持たれていない業界だけに"たたく"側に回った方が書きやすいのかもしれませんが。最近では、よくも悪くもパチ・スロ業界はこういうものなのだというスタンスも出てきました。

 さて、この二大ジャンル以外を探してみると、機種データ集などはあるものの、あまりめぼしいものがありません。1930年ごろにはパチンコ店第1号があったと言われますから、約80年親しまれてきた娯楽にしては、ちょっと寂しい気がします。長年、業界で生きてきた人にスポットライトが当たったのは、「正村ゲージ」で知られる故正村竹一さんくらいでしょうか。勝ち負けと内部の黒い部分。確かに読み手には分かりやすいですが、もう少し別の切り口のものが世に出てもいい気がします。

 日本全国1万2000店。一度もホールを見たことがない人はいないくらい巨大な産業です。それでも言葉になって表に出ているものは、ほんの一部に過ぎません。もちろん明かせない部分もあるでしょうが、見えないところが多いものには、決していいイメージは定着しません。業界全体の理解が深まるためにも、いろいろな角度から見た書籍が発表されることを期待しています。【K松】

(業界コラム)

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