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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】96回転目「イベントと成功体験」

12年6月15日 [11:28]

 こんにちは、K松です。昨夏、世に言う「ホールイベント規制」が導入されてから、1年近くが経過しようとしています。「そもそもイベントなんてなかったよ」という地域の方はピンと来ないかもしれません。ただ、イベントによる甘くぎ、高設定を狙い打ちしていた人にすれば、それまでの遊び方が一変したと言っても過言ではありません。かくいう私も、ある部分ではイベントに頼っていました。そして今年、自分も含めたイベントに頼っていたユーザーは大苦戦しています。今回は、その苦戦した理由をあらためて考えてみたいと思います。

 イベントが実施されてないことで、集客力が落ち、結果としてユーザーに還元できる出玉が減る。苦戦の根本はここです。ただ、これ以外にも原因はあります。私が肌で感じるのは、成功体験が格段に減ったことです。最近、いろんな場面で「成功体験をすることが大切」と言われています。一度成功することで、成功の仕方、努力の仕方を体で覚えるという意味合いが強いようです。今回、私がパチ・スロのイベントで使うのは「甘くぎや高設定を打つ絶対数が減った」という意味です。

 イベントは、ホール側の「今日は出す」という意思表示でした。パチスロでいえば、ルールぎりぎりのところで高設定を示唆することもありました。ユーザーも、当時は札が差された台には安心してプレーし「これが高設定か」と思いながら打っていたことでしょう。ですが、今や台の設定は、ホールの店長やスタッフの一部が知るのみ。うっすらでも、ユーザーがそれを知る機会は皆無になってしまいました。仮に大勝したとしても、これは高設定の性能どおりに出たのか、それとも低設定でのラッキーか。現状では闇の中です。

 確信のある体験がないというのは、その後の行動を迷わせます。「高設定なら、こういう挙動はしない」と自信を持って判断できれば、勝っていてもあっさりやめられるでしょう。「出玉はついてきてないけど、これはきっといい台だ」と思えば、いい台を捨てることなく粘り勝ちという機会も増えるでしょう。ただ、今は完全に逆のパターン。台のポテンシャルがわからないまま打つことで、高設定を捨て、低設定を粘るという負のスパイラルが増えている感があります。

 最近、この体験をホール以外で求める動きが増え始めました。アプリであり、オンラインゲームです。ホールでは知り得ない高設定の挙動を、バーチャルながら感じることができるからです。「あ、設定6ってこんなに簡単に当たるんだ」「あ~、自分が打ってるのはやっぱり設定1と同じようなもんだな」と、発見することが多いようです。一部のユーザーさんから「イベントって復活しないの?」と聞かれることがあります。残念ながら、今のところ私の耳にそのような情報は入ってきていません。今後は出る台と出ない台を見極める力を、ホール以外で養う必要が今まで以上にありそうです。【K松】

(業界コラム)

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