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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】95回転目「抜いた抜かれた」

12年6月08日 [22:06]

 こんにちは、K松です。まもなく今年も半年。早いものですね。みなさん、2012年の収支はいかがでしょうか。私の場合は...(苦笑)。正直、苦戦が続いております。仕事のためとはいえ、少々無理に新台を打って失敗もしている節もあるので、ちょっと立ち回りを見直したいと思います。さて、ホール側からすれば、ユーザーに負けてもらわないと商売あがったりなわけですが、あまり負け過ぎて店に来なくなられても困ってしまいます。そこで今回は、ユーザーとホールの勝ち負けの関係について考えてみます。

 まず考えるべきは、ホールは基本的に「手数料商売」であることです。パチンコにはくぎ、パチスロには設定というものが存在するので、負けるとつい「店に抜かれた」と思いがちです。もちろんホールは「抜く」ことで利益を出します。ただ、抜きすぎてしまうとユーザーは飛んでしまいます。長期にわたって、少しずつお金を落としてくれるユーザーを確保することが、店舗経営の安定につながります。ユーザーに「負けた」と感じさせない程度負けてもらう、つまり手数料程度のお金を落としてもらうのが理想型となります。

 機種の性能も、この「抜く」部分に大いに関わってきます。もともと甘い機種は、ユーザーに還元するための台として、それはそれで存在価値があります。一方、辛い台も売り上げを確保する役割があります。問題は、人気・話題性とスペックのバランスです。人気コンテンツとのタイアップ機が鳴り物入りで導入されたとしましょう。ホールとしても、もちろん看板機種として使いたいですが、スペックが辛すぎたりすると、途端に使い勝手が悪くなります。大々的にPRした新台が回収台に見えては、ホールのイメージにも響きます。必ずしも抜ければいいわけではない典型例と言えるでしょう。

 甘い辛いでいえば、逆の話もあります。パチンコ、パチスロともに規定に沿って作られているので、どれだけ抜こうとしても1台あたりの金額には限界があります。もちろん、パチンコで1回転も回らないようにすることもできるでしょうが、現実的ではありません。パチ、スロと同じようなジャンルの遊技に麻雀がありますが、雀荘は場代として1人1時間数百円といった形で商売をしています。突き詰めれば、ホールも同じこと。遊技時間分のお金を「遊技代」として落としてもらい、後の勝ち負け部分はユーザー同士の取り合いなのです。

 負けが続けばどうしてもホールのせいにしたくなります。私自身、そんな感覚がまったくないと言えばうそになるでしょう。ただ、それも考え方ひとつ。冒頭に書いた敗因も、自分にも原因があると思ったからです。「ここの店は、あの台で出してるから、他の台ではもう出せないな」なんていう風にホール全体を見渡すと、収支も安定するかもしれませんね。【K松】

(業界コラム)

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