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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】92回転目「楽曲提供」

12年5月18日 [23:41]

 こんにちは、K松です。唐突ですが、ニッカンスポーツ・コムのメーンユーザーは30~40代の男性です。となると、青春時代を過ごしたのは80~90年代。テレビではトレンディードラマが始まり、ゲームにはファミコンが登場。音楽シーンも激動でした。ニューミュージックからビジュアル系バンド、アイドルグループなど、多様なジャンルが同時展開しました。最近、そんな80~90年代の楽曲が新台に採用されることが増えています。そこで今回は、この懐かしい楽曲の提供についてです。

 パチンコ・パチスロの発表会でよく聞く言葉に「ターゲット層」というものがあります。新台がどの層を狙って作られるかは、売れ行きや稼働を左右する大きな要因です。30、40代の男性は、パチ・スロともに稼働を引っ張る業界にとっての大事な層。必然的に新台は、このあたりを狙ったものが増えていきます。

 今や、大半の機種がタイアップ機ですが、そもそもはターゲット層の獲得を狙ったもの。「あ、このアニメ見てたなあ」という懐かしさから、目の前の台を遊んでもらう、という発想から来ています。これと同じ流れで増えてきたのが、「○年当時」のヒット曲の採用です。タイアップした作品の主題歌ならまだわかりやすいのですが、機種とは何らつながりのない楽曲が入っている場合も少なくありません。

 よく目にするのは「大当たり中には、○年にヒットした△△の□□が流れる」というパターンです。ただ、当然ながらパチ・スロで流れることを前提にして作られた曲ではないため、フィットしない場合も多々あります。青春ソングがパチ・スロで使われることが、ユーザーの支持を得られるかどうか、という疑問も出てきます。もちろん、開発の方もそのあたりには心配りをされて作られているのでしょうが「あの懐かしい楽曲が台で聞けるから」という引き込み方は、少々強引な感もあります。

 楽曲に限らず、最近のパチ・スロは、いろいろなものとタイアップしています。それゆえ、一時流行したものを再利用し収益化できることから"コンテンツ再生工場"のような立ち位置にもなっています。各方面から次々に売り込みもあるでしょう。それでも、食べ合わせの悪いものを一緒にしては、双方の持ち味が消えてしまうばかりか、かえって悪い印象を持たれてしまう危険性もあります。初恋の時によく聞いた歌を、単発大当たりで流されてもちょっと...という感じですからね(苦笑)。

 パチ・スロは、どんなものとも合わせられる懐の深さはありますが、そこが落とし穴になることもあります。うまい組み合わせになれば、いろいろと広がる可能性があるだけに「パートナー」探しもじっくりしてほしいと思います。【K松】

(業界コラム)

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