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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】91回転目「流行り廃り」

12年5月11日 [20:23]

 こんにちは、K松です。先週と今週月曜日と、コラムを飛ばしてしまいました。定期的に読んでいただいている方、すいません。いろいろと考えるところがあったもので。記念すべき100回目まであと10回ですし、気合を入れ直して書きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。さて、そんな91回目のお題は「流行り廃り」。新機種発表会に行けば「最近主流となっている○○タイプ」が枕詞(まくらことば)となっています。日々変わるトレンドと業界について、ちょっと考えてみます。

 ここ最近、新機種の様子を見ているとパチンコではMAXタイプかミドルタイプでワンポイントあるもので、大当たり出玉は最大2000個オーバー。パチスロではボーナス+ARTで、ARTの純増枚数は1ゲームあたり約1.5枚というのが定番になってきました。いずれも、ホールでヒットした機種のスペックで「今、これが人気だから、似たスペックにしておいた方がいいんじゃないか」という発想から来ています。

 この考え方、決して間違いではありません。成功事例を模倣して、より大きな成功を得ようするのはむしろセオリーです。ただ、模倣し過ぎてしまう傾向もあります。パチンコで言えば、一時期はあれだけライトミドルがどんどんリリースされたのに、最近はすっかりペースダウン。そのくらいのスペックがちょうどいいユーザーは、なかなか新台が打てていません。結果、不慣れなMAXに挑戦して負けて残念、なんていう結果も少なくありません。

 パチスロはどうでしょう。こちらもヒット機種にならったスペックが増えています。ただ、こちらはART特化型と、ボーナス+ART、ボーナスのみと、ゲーム性が異なる3ジャンルが確立している分、ユーザーにもそれほど迷いがありません。ただ、ARTについては「プレミア感」を求めた過ぎたためか、かなりの低確率で突入するプレミア状態を設定したため、通常時が辛くなりつつあります。パチンコにしろ、パチスロにしろ、流行に左右されてユーザーにとって「ほどよい」ところでとどまる時期が、非常に短くなっているように思えます。

 パチ・スロでは、ある時期から、いわゆるシリーズ機が増えました。新たなものを一から作るより、一度ヒットしたものの続編を作る方がリスクが低いからです。それでも、その時期の流行に合わせてスペックは変わっています。個人的には、ヒット機はそのスペックだから成功したのであって、ちょっと変えるだけでバランスが大きく崩れてしまいます。そういう意味では、スペックの部分はシリーズ機はある程度固定されているべきと考えます。

 サンセイR&Dのヒット機、牙狼シリーズの最新作は「原点回帰」として、再び波の荒いスペックへと戻っていきました。牙狼を打つ人は、このヒリヒリした感じを楽しみたいのであって、甘い感じでは物足りないのです。周囲の状況に対応して変化していくのも大事です。反面、周囲を無視して変化しないことも大事です。「最近、こんな台が流行ってて」はひとまず置いておいて、版権や機種のイメージに沿ったスペックで新たな台が作られることを望みます。【K松】

(業界コラム)

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