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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】91回転目「動画ラッシュ」

12年4月27日 [22:29]

 こんにちは、K松です。明日はニコニコ動画が開催する一大イベント「ニコニコ超会議」ですね。日刊スポーツは新聞、WEBなどが主体の会社ですが、最近の動画、生配信メディアの隆盛には脅威を感じます。そんな中、パチンコ・パチスロメーカーも、動画の使い方について工夫が出てきました。ドラマ仕立てに作り込んでみたり、実機を打つ様子を生中継してみたり。そこで今回は、パチ・スロ業界と動画の関係について考えます。

 パチ・スロ業界の動画といえば、真っ先に思いつくのがPVです。プレス発表会などに行くと、決まって紙袋にはDVDが入っています。それには凝りに凝ったPVが収録されています。みなさんもホールのモニターなどで見たことがあるかもしれませんね。最近は射幸心をあおり過ぎないように、PVにすら規制が入り始めていますが、見た人に「打ちたい」と思わせる分かりやすいツールとして、今も作り続けられています。

 一方で、昨年からの広告規制により、テレビCMで直接的な台の訴求はできなくなりました。そこで各メーカーは、WEB上での動画に活路を見いだそうとしたわけです。ある会社は、ニコニコ動画に公式チャンネルを作りました。またある会社は、動画サイト向けに完全な「番組」を作って公開しました。見方としては抜け道とも言えなくないですが、直接的に台の内容を伝える手段としては、効果的だと判断されているようです。

 業界内で一気に需要が増したWEB上での動画配信ですが、まだ成長段階でもあります。たとえば、新台のPR色を強めたばかりに、通販のCM番組みたいになってしまったり、逆に射幸性を気にするあまり、何の動画だかよく分からなかったり。その点では、同じアミューズメント業界で言うと、ゲーム関連各社は動画コンテンツの経験値が高い分、活用法は上手です。ゲームソフトの体験プレーを生配信するにしても、しっかりとした番組として成立する域に達しています。

 やるとなったら巨額を投じてでもPRするのがパチ・スロ業界。動画についても、それなりの額が使われ始めています。ただ、額に見合った訴求ができているかというと、まだ物足りない感があります。たとえば、作り込んだはいいものの、見てもらうための誘導口の確保が足りないケースは多々あります。手間と費用をかけて作っても、見てもらえないのであれば意味がありません。各動画サイトの中でどう見てもらうか、自社サイトに格納しているなら、どこのサイトからユーザーを引っ張ってくるか。そのあたりまで考える必要がある時期が来ました。

 ニコニコ動画には、パチンコ・パチスロの実機を打つ動画が多数公開されています。同サイトの中でも人気のコンテンツだそうです。土壌はあります。あとはいかに優良な動画を作り、より多くの人に見てもらうか。今後も動画戦術を取るなら、さらに本腰を入れる必要がありそうです。【K松】

(業界コラム)

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