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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】89回転目「サービス業」

12年4月06日 [21:08]

 こんにちは、K松です。東京は今日あたりから、各地で桜が満開です。みなさんはホールで大当たりの花が咲いていますでしょうか(笑い)。ホールでは、昨年夏にいわゆる「出玉イベント」が規制になって以来、PR方法が大きく変わりました。そんな中、最近では店長さんや女性スタッフさんが広告塔として登場するパターンも増えています。自らの顔や名前を出してPRするのは、タレントでもない限り、それなりの決断と勇気が必要なことです。今回は、そんな方々が働く店内でのサービスについてです。

 パチ・スロホールのサービスは、難しいポイントがいくつもあります。どんなにかわいい女の子がコーヒーを勧めてきても、負けが込んでいる時にはうっとうしく感じる人もいるでしょう。連チャン中でも、ドル箱を求めて呼び出しボタンを押してもスタッフがなかなか来なければ、玉があふれそうで落ち着きません。そもそも勝ったり負けたり、当たったりはずれたりのスリルと興奮を味わいに来ているのですから、少々気が荒い人も多いもの。他の接客業とはまた違った気づかいが必要な仕事です。

 常連客との付き合いも、微妙なバランスが求められます。パチンコのくぎ、パチスロの設定は、ユーザーにとって勝敗を決める生命線。仮にこれをスタッフがユーザーに伝えることがあれば一大事。「サクラ」を使っていることが明るみに出れば、一気に客足は遠のくことでしょう。もちろん、顔なじみの客ともなればあいさつのひとつも交わすのが普通のコミュニケーション。ただ、それも程度を間違えると、あらぬ疑いを生むことにもなりかねません。

 ホールはユーザーが負けることによって成り立つ商売です。いくら笑顔で接客しても、負け額が大きければ店が潤うことに変わりはありません。「頑張ってください」というひと言も「本当は負けてほしいくせに」とうがったとらえ方をする人もいるでしょう。そんな関係の中、いかにリピーターになってもらうか。文句をまともに受ける可能性もある店長、スタッフの顔出しPR戦術は、ある意味でホール側の覚悟を見せた一例とも言えます。

 攻略ライターやタレントを呼べば「その金を出玉に回せ」と言われ、何もしなければ「やる気はあるのか」と言われる。ホール経営は、なんとも気苦労が絶えないものです。それでもあえて自らを宣伝素材にして、少しでも稼働アップに努力しているところには、ちょっと足を運んでみたくなるのは、私だけではないかもしれませんね。【K松】

(業界コラム)

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