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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】87回転目「新機能と規約改正」

12年3月23日 [08:20]

 こんにちは、K松です。今週はまさに新台発表ラッシュでした。22日はプレス発表会、内覧会が3つも重なるなど、ゴールデンウィーク前後に登場する機種が続々とお披露目になっています。それらの中には、これまでなかったような機能を携えたものも見られます。あれはダメ、これもダメと言われてもなお、新たな機能を考える開発の方々には脱帽です。裏を返せば、規制する側にとってはこの新機能の誕生こそが目を光らせるタイミングでもあります。そこで今回は、新機能の誕生と規約改正について考えます。

 まず、今回誕生した2つの新機能をチェックしましょう。パチンコ「CR 天才バカボン4 ~決断の瞬間(とき)~」(大一商会)には、ドキドキゲートというものが搭載されました。大当たり確定後、このゲートを通過するとラウンド数が決定するのですが、このゲートの通し方、つまりラウンド数をユーザーが選択できるというものです。一方は10ラウンド、もう一方は4ラウンドと16ラウンドが50%ずつで振り分け抽選されるという仕組みです。確実に10ラウンドを取りに行くか、それとも4ラウンドになるリスクがあっても16ラウンドに挑むか。ユーザーに選択権があるということです。

 もうひとつはパチスロ。「ねぇ~ねぇ~島娘」(オリンピア)には1ゲームあたり純増2.7枚のS-ATという機能が搭載されています。1セット20回のベルナビで構成され、これが最低2セット、最大10セットあるのがビッグチャンス。レア役当選から、ナビ回数の上乗せもあります。次々にそろい小役がそろい続ける感触は、かつてあった集中役のような雰囲気。連チャン性能も高く、どんな出玉の波を作るのか注目です。

 今回世に出た新機能はいずれも斬新で、ユーザーの反応が気になります。特にドキドキゲートについては、ユーザーの選択が出玉に直結するだけに興味深いです。運悪く4ラウンド3連発なんてことも十二分にあるわけですから、開発側としてもかなりのチャレンジかと思われます。

 さて、パチンコ・パチスロを管轄する警察庁からすると、新機能の誕生でチェックするポイントはずばり射幸性になります。パチ・スロの規約は、大小含めれると他の業界には見られないほどの高頻度で改正が行われています。たとえ現行の規約では許された範囲の機能だったとしても、それが射幸心をあおる「火種」となるものであれば、早々に改正が入ります。当然、新たな規約が出されれば、開発中の機種は世に出ないことになります。最新の主流に沿った台を作ったとしても、NGを出されてしまえばその努力は水の泡と化します。

 今回ご紹介した2つの新機能ではないですが、新機種の中には見た瞬間「あ、これ危ないな」「よく検定を通過したな」というものがたまにあります。今はいいけど、いずれこれがきっかけで規約改正になるのでは、という意味です。特に出玉の波が大きくなるようなものは要注意。ユーザーから高い評価を受ければ受けるほど、次のターゲットになりやすくなります。本来、発展や進化であるはずの新機能ですが、結果として後退を招く可能性もあるのです。いかに射幸性に触れない部分で、ユーザーを刺激するものを生み出せるか。メーカーの開発担当の方々にとっては、今後も苦悩の日々が続くことになりそうです。【K松】

(業界コラム)

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