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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】86回転目「技術介入」

12年3月16日 [21:16]

 こんにちは、K松です。みなさんパチンコ、パチスロが上手な人ってどんな人だと思いますか? くぎが読める人?目押しがバッチリな人? 人によって感じ方はさまざまだと思います。さて、パチスロについて4月1日から規約改正が入ることが発表されています。端的に言うと「技術介入の要素をしっかり入れなさい」というものです。裏を返せば「目押しミスで取りこぼしが発生する」仕様にすることが条件になります。現在稼働している一部の機種は、発売できなくなります。そこで今回は、あらためて重要視された技術介入について考えてみます。

 今回の規制の理由として「遊技である以上、客の技量によって出玉は変わるもの」という前提があります。宝くじや競馬の馬券の類いは、だれが買っても当たる確率は一緒です。ギャンブルである以上、公平でなくてはいけないからです。ただパチ・スロは、厳密に言えばギャンブルではありません。であるならば、ユーザーの技量によって成績が変わるべきだ、ということだそうです。

 かつてパチスロは技術介入が当たり前でした。その一例に「リプレーハズシ」と呼ばれる遊技法が存在しました。これはボーナス中の獲得枚数を増やす可能性を高めるものです。一時はこの遊技法が使われることを前提に、多くの機種が設計されました。その前後もいろいろと「○○打法」みたいなものがありました。ただ、パチスロは「だれにでも分かりやすく簡単に打てるもの」を合言葉に、技術介入の余地はどんどん減っていきました。

 さて、今回の改正の影響について考えてみましょう。現在のパチスロは、非常に複雑な仕組みになっています。通常時の状態、ARTのゲーム数管理、ストック、上乗せなど、出玉へのフローは多岐に渡ります。若年層のユーザーでも、これらすべてを頭に入れて打っている人は、それほど多くはないはずです。その上で目押しを要するものが追加されれば、より複雑さが増し、プレー速度も遅くなるでしょう。結果的には荒い出玉の波や、射幸心も抑制されることになります。

 目押しの要素が入ると、初心者ユーザーにとって敷居は一気に高くなります。ただ、遊技として生き続けるのであれば、ある程度は仕方のないことかもしれません。先日、とある場所で数年ぶりに雀球を打ちました。自分のレバーの打ち方ひとつで結果が大きく変わるこの台。1玉1玉にかなりのパワーを使いましたが、新鮮な楽しさもありました。極端な例ではありますが、ある程度であれば個人の技量が勝敗に関わる方が、より楽しみの幅を持たせることにつながる可能性もあります。

 私はパチンコ・パチスロ好きであると同時に、ゲーム好きだったりもします。小さいころゲームセンターに行った時、見事な手つきで次々とステージをクリアしていくお兄さんのプレーぶりを、ひたすら見ていたこともありました。そのうち華麗な打ち回しでコインを山積みにする「パチスロ名人」なんて人が登場するかもしれませんね。【K松】

(業界コラム)

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