日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


回転遊戯のイメージ画像

社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】85回転目「3・11」

12年3月09日 [20:48]

 こんにちは、K松です。早いもので、東日本大震災からもうすぐ1年です。被害に遭われた方、またその親族の方、謹んでお見舞い申し上げます。あの瞬間、私は渋谷の飲食店にいました。揺れに驚き、大勢の人が同時に慌てる様子にまた驚き。電波回線が混乱する中、なんとか家族と会社に連絡を取った後、街頭のテレビで大津波の状況を目の当たりにしました。あの日からパチンコ・パチスロ業界には不謹慎、自粛、規制といった言葉が飛び交い、今もその影響は残っています。そこで今回は、震災から1年がたつ2012年3月11日を迎えることについて考えてみます。

 メーカーのテレビ、新聞などの広告自主規制、ホールの節電による輪番休業など、パチ・スロ業界の2011年は、他業種と同じく震災とともにありました。パチ・スロホールの消費電力が非常に大きいということで「廃止すべき」なんていう声も高まった時期もありました。私自身も、いろいろな思いから震災発生からしばらくはホールに足が向きませんでした。今では普通に楽しんでいますが、それも街から電力メーターの表示が消えたころからかもしれません。

 さて、間もなく来る2012年3月11日の、パチ・スロ業界の対応はどんなものでしょう。東京をはじめ各地では、節電と哀悼の意を表するということで、店外の照明を消すように業界団体からお願いが出ているそうです。個人的には全日休業または半日休業でもいいのでは、と思いました。ただ、日曜日ということでホール経営やファンの希望も考えると、通常の営業が妥当かと考えています。

 ちょっと気になったので、検索エンジンで「3月11日 パチンコ イベント」と入れてみました。すると、それなりの数がヒットしました。昨夏からホール主体の出玉イベントは禁止になっていますから、おそらく来店モノもしくは媒体社の取材モノを意味するのでしょう。店外の照明は消したものの、店内ではゲストも登場して大にぎわい。これにはどうしても違和感を覚えてしまいます。

 震災から1年。普段どおりの生活を送れている方は、その状況に感謝する、大切な日だと思います。日ごろからパチ・スロを楽しんでいる人にとってもそれは同じ。楽しく打てていることだけで十分だと感じてもらいたい日です。あえて3・11に何かしらのイベントをする必要はないでしょう。逆にパチンコを打たない方、嫌いな方からすれば「こんな日に何をしているんだ」と指摘されても仕方のないことだと思います。

 テレビ各局を見渡しても、3・11に近づくに連れて震災の話題が増えていきます。そんな中、世間の雰囲気とずれたところでのイベントは、決して業界のプラスになるとも思えません。業界内でも震災以降、復興支援のために活動をし続けている方々もいます。そんな活動を無意味にしないためにもいま一度、業界に携わるすべての人が震災と向き合う必要がありそうです。【K松】

(業界コラム)

このコラム記事には全0件の日記があります。

回転遊戯の最新記事





日刊スポーツの購読申し込みはこちら