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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】84回転目「版権とスペックの相性」

12年3月02日 [23:40]

 こんにちは、K松です。雪が降ったり花粉が飛んだりの空模様ですが、みなさんの戦績の模様はいかがでしょうか。前回も書きましたが、3月は世間で言うところの年度末。ホールも同様にいろんな意味で帳尻を合わせる時期に入ります。ところによっては回収ですが、逆に大盤振る舞いなんてところもありそうです。こんな時こそ見極めをしっかりしたいところです。さて、メーカーからも年度末に新台が続々と発表されています。そこで今回は、スペックと版権、それにひもづくユーザーについてのお話です。

 そもそも、版権もの「タイアップ機」は、原作のアニメやゲームのファンに、パチンコ・パチスロに触れてもらうことを狙ったものでした。今でもそれは変わりませんが、ヒットから定番となり、シリーズ化されたものも多くあります。シリーズ化されると、機種のスペックも多様化するもの。それによって、少しずつユーザーとのずれが生じてきたような感があります。

 ずれとは何か。たとえば20代の若年層に人気のアニメやゲームであれば、最新の機能を搭載した豪華な演出のものの方がウケはいいでしょう。30、40代をターゲットにするのであれば、遊技代にも余裕がある分、荒波の台でも受け入れられる可能性が高まります。演歌、時代劇といった中高年目線なら、長く遊べるように初当たりが軽かったり、玉持ちがよい台が好ましいのだと思います。ここで言うずれは、若年層向けアニメもののライト機種、MAXタイプの時代劇もの、という意味合いです。

 メーカーとしても、こだわりを持って売っていきたいスペックがあるでしょう。また、市場動向で流行りのスペックというものも存在します。パチスロでいえば、ART機がその最たる例です。ただ、すべての版権が、ARTという仕組みに合うかと言えばそうではないし、逆にAタイプにすることで版権の面白さを半減させている場合もあります。肝心なのは、版権のイメージに合ったスペックがあり、それがしっかりとマッチした方が、よりユーザーにも受け入れられやすいということです。かわいいキャラクターの荒波機、かわいくないですね。男の熱い友情がモチーフの甘デジ、熱くないですね。そういうことです(苦笑)。

 シリーズ化が進むにつれて、幅広い層を取り込む機種を作りたいというのは、メーカー側の本音でもあり、課題でもあるでしょう。とはいえ、ファンは想像以上に「このシリーズは、こうあってほしいもの」という強い思いを持っているものです。進化を求めて変わることも大事ですが、あえて変わらずにいることも、難しくかつ大事である場合もあります。ヒットを飛ばしたものであるからこそ、よりユーザーの声をリアルタイムで吸い上げた新作が開発されることを望みます。【K松】

(業界コラム)

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