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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】83回転目「ゲームとして」

12年2月24日 [23:05]

 こんにちは、K松です。周囲の人の声を聞くと、2月の実戦は苦しんでいる方が多いようです。3月が年度の決算月というホールも多いので、3月の1カ月で売り上げを調整するわけにもいかず、その前の2月で多少渋めの設定をされることがしばしば。とはいえ、どうしても打ちたい方は金額を決めて「ちょっとだけなら負けてもいいや」くらいの気持ちで楽しむことをおすすめします。そこで今回は、ギャンブルではなくゲームとしてのパチンコ・パチスロを考えてみます。

 先日、とあるアミューズメント施設用ゲームの展示会に行ってきました。レース、音感、競馬など、各社から多様なゲームが出展されていました。その中にはパチンコ・パチスロもありました。今やパチ・スロともにゲームセンターの主力機種。大当たりしても景品が得られないゲームとしてのパチ・スロも評価されているということかと思います。

 とはいえ「本職」のゲームと比較すると、見劣りする部分があることは否めません。お金を使う一方のゲームであっても、ユーザーを虜にする仕掛けは満載。もちろんすべてがパチ・スロに応用できるものではありませんが「楽しい時間を提供する」という一点に集中して作られているだけあって、そのレベルは相当なものです。歴史あるパチ・スロだけに、今の形を逸脱するのはかなり大変なことですが、ユーザーを楽しませることにおいて、ゲームとの差は開くばかりです。

 なぜこんなことをお話ししているかを説明します。パチ・スロは常に規制を受け続けている遊技です。おおよそその規制は、射幸心を抑える方向に進みます。「ギャンブル」ではなく、より「ゲーム」に近づけられているということです。そう考えると、これまで以上にゲームとしてのパチ・スロの質を向上させないと、ユーザーは離れる一方となってしまいます。大当たり中や確変中は、だれでも楽しいもの。逆に通常時は退屈です。ですが、この通常時こそが、決してもうからないゲームと比較される時間です。

 最近の機種はもっぱら、大当たり中などの楽しい時間に、オリジナルの演出や特典映像などを盛り込んでいます。これはこれで、楽しさを倍増させるものとして効果があるでしょう。さて、これが通常時にオリジナル映像が流されるとしたら...。もしかすると、タイアップしているアニメの原作ファンの方なら、退屈な通常時でも楽しめるかもしれません。あくまで私の思いつきなので、これが成功するか分かりません。それでもユーザーが台と向き合っている時間、何かしらの楽しみを提供し続けられる仕掛けができれば、より娯楽としてレベルアップできる可能性はあるでしょう。

 ホールには0.5円パチンコ、2円パチスロなんてものも増えています。すでにゲームセンターで遊べるパチ・スロよりも、1玉1コインの単価が低いことだってあります。ギャンブルという部分を持ちつつ、いかにゲームとして成熟するか。規制を受けるピンチを、チャンスに変えてもらえればいいなと思っています。【K松】

(業界コラム)

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