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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】80回転目「業界はひとつの企業」

12年2月03日 [20:06]

 こんにちは、K松です。ここのコラムでは毎回パチンコ・パチスロ業界に期待すること、疑問に思うことを書いているのですが、さすがに業界にマイナスなニュースばかりを聞き続けると、楽しいお話を書くのも難しくなってきます(苦笑)。「来店イベント」の規制傾向、パチスロの一部規約変更、そして業界誌の関連会社での逮捕劇。ここまで続くと「この台、楽しいですよ!」というようなテンションにはなかなか...。というわけで、今回はちょっと暗めですが、なぜこのような話が続くのかを、つらつらと書いてみます。

 規制を繰り返し受けながら、新たな可能性を見つけ、楽しみを提供してきたパチ・スロ業界。その忍耐は、他のエンターテインメント業界には見られないものです。とはいえ、せっかく業界全体の姿勢として「耐えつつ進む」ことにしているのに、思わぬところで急ブレーキを踏むことが増えています。もちろん、さらなる規制で締め付けられることもありますが、それよりにも「身内」の不祥事の方が、強烈なマイナス方向の力になります。色眼鏡で見られる業界だからこそ、そのあたりは気をつけているはずだったのですが...。

 新聞社を含む「マスコミ」は、他社に不祥事に対して厳しい風潮があります。一般の方ならそれほど大きなニュースにならないことでも「記者が」となった途端、扱いが大きくなることもよくあることです。そういう意味では、公人を取材しているマスコミの人間も、不祥事については公人を同じくらい気を使わなくてはいけません。こんな私でも、デリケートな業界について書いている分、表現ひとつで会社の同僚に迷惑がかかるかもしれないことを考えると、パソコンのキーをたたく指に迷いが出ることもあります。

 残念ながら業界の中で「自分だけなら」という考えが多いことは否定できません。メーカー、ホール、ファン誌を世に出す出版社。三位一体の構造があるが故に、どこかがほころんでも、一気に屋台骨が揺らぎます。全国のホールで働く人の数は30万人ほど。メーカー、出版社を合わせても、40万人に届くかどうかでしょう。ちなみに日本で一番大きい企業の従業員数は約40万人。日立1社分の人数で構成されるパチ・スロ業界が動かすお金は19兆円前後。決して大きくない業界規模には不釣り合いなほど大きな額です。だからこそ、個の利益などを追及せず、地道でなければいけないのだと思います。

 遊技人口は1600万人台を数えるパチ・スロ産業。その人々を気持ち良く楽しませるのが、40万人のパチンコマン、パチスロマンです。あらためて業界全体が1つの会社であるかのごとく、一枚岩になって耐え、余計な色気を出さず、地道に前に進んでほしいと願います。【K松】

(業界コラム)

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