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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】79回転目「来店イベントと頃合い」

12年1月27日 [06:32]

 こんにちは、K松です。最近、公私ともにすっかりバタバタでして、頭の中をパチ・スロで支配する時間が減っているのが気になります。とはいえ、パチでもスロでもやっている最中は、目の前の台の様子も気になるのですが、ぼんやり全然違うことを考えていたりするんですがね。さて、先週末あたりから、にわかに騒がしくなった案件があります。世に言うホールの「来店イベント」に規制が入るのでは?という話です。各専門誌ライターのファンの方も多いと思うので、今回はこのお話にしてみました。

 発端はホールの協同組合の理事会で出た話からです。出席していた警察庁の一人から、来店イベントに関して言及しました。そもそも昨年の8月から、ホールはいわゆる「出玉イベント」というものが一切できなくなりました。理由は過剰な射幸心をあおらないようにするためです。そこでホールは専門誌のライターや、時として芸能人などを店舗に呼ぶ「○○来店」という形で告知を打つようになりました。当初は「有名な人が来るだけで、どの台が出るとか言っているわけではない」ということで、なんとかしのいでいましたが、ここに来てこの「来店イベント」も禁じようという流れが生まれてきました。

 なぜ一度は見逃されたものが、あらためて指摘されたのか。理由は思いのほか単純です。徐々に以前実施していた出玉イベントに近づいていったからです。昨夏にホールが告知を規制された表現は特定の日、機種が出るようなもの。では、来店する著名人が「明日は〇〇が打ちたいなあ」と、ブログで書くのはどうなのか。また「来店取材」という名で告知したにもかかわらず、後日どこにも掲載されないというのはどうなのか。告知を重視し、エスカレートしたばかりに、警察庁から再び指摘をされるきっかけを作ってしまったとも言えます。

 パチンコ・パチスロ業界は、常に規制と隣り合わせです。波の荒い台が流行れば穏やかになるよう作れと言われ、派手にPRをしようとすれば、それも縮小しろと言われる。そういう意味では、どこまでやれば規制されるのか分かっているはずなのに、どうしても規制される方向に進みがちなようです。メーカーにしろ、ホールにしろ、規制いっぱいのところで勝負をしないと、競合他社との戦いに勝てない、ということもあるでしょう。ただ、規制によって遊技の幅が狭まることがあれば、パチスロの5号機への転換期に一気にファンが減ったように、同様にファン離れを招くことにつながりかねません。

 来店イベントについては「完全NG」といったような明確なものが出されているわけではありません。ただ、いつ終わってもおかしくない状況が近づいたとも言えるでしょう。業界が苦労しながらなんとか見つける楽しみ方。そのひとつが来店イベントでもあります。何でもよりパワーアップさせたい気持ちもわかりますが、頃合いを見計らって今できることを長続きさせるという方向性も、もう少し大事にしてもいいのでは、と思います。【K松】

(業界コラム)

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