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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】75回転目「ルール」

11年12月31日 [13:50]

 こんちには、K松です。今年も残すところ数時間となりました。みなさんの2011年は、どんな年だったでしょうか。3月の東日本大震災を契機に、パチンコ・パチスロも業界も、さまざまな対応、変化を求められる年となりました。今年最後のコラムのテーマは「ルール」。激動の1年の中で浮かび上がった大きな課題のひとつについて考えてみようと思います。

 自粛と規制。パチ・スロ業界の2011年は、この2つの言葉に追われ続けたといっても過言ではないでしょう。特にPR活動については、メーカーにしろ、ホールにしろ、想定していた半分もできなかったと思います。そもそも「パチンコ、パチスロを楽しむ」という行為自体への逆風が続いた中では、やむを得ないことだったかもしれませんが。とはいえ、業界側に問題がなかったかといえば、そうとも言い切れなかった部分も見受けられました。

 今回のテーマ「ルール」の意味合いのひとつには「足並み」というものも含みました。自粛、規制が長引いた要因に、業界として統一した姿勢が取れなかったことが挙げられます。みんなで自粛したはずのPR活動をとある会社だけがしてしまったり、輪番で店を休もうと言っているのに、とある店だけが営業していたり。もちろん、競合他社がしていないことをすれば、売り上げも伸びるかもしれません。ただ、それはルール内でのみ許されること。禁じ手が禁じ手でなくなれば、遊技業界としての崩壊を招きます。

 ユーザーとの関係性も変革を求められています。メーカーはモバイル連動サービスの一部を禁止され、ホールはユーザーにイベントメールの1通も送れなくなりました。ただでさえ遊技人口が減少傾向にある中、これは大きな痛手です。もちろん、業界からすれば納得のいかない規制も多いでしょう。ただ、これも一部の行きすぎた事象が目立ってしまったから、という言い方もできます。すべてがそうというわけではありませんが、結果的に自ら墓穴を掘ったということも、決して少なくありまえん。

 ご存じのとおり、パチンコ・パチスロは、れっきとした「ギャンブル」ということもできず、かといって単なる「ゲーム」とも言い切れない、あいまいな立ち位置の娯楽です。それゆえ、ルールも日が経つごとに解釈がかわるという特殊な業界です。だからこそ、規制をかける行政に対して「この部分は業界全体で守っている」という一貫した姿勢を見せることも重要です。時としてルールを守ることで痛みを伴うこともあるでしょう。それでも、一部のわがままのために、業界の根底を崩すわけにはいきません。業界に吹きつける風は、おそらく来年になっても止まないでしょう。それでも業界全体が足並みをそろえ、少しでも前進できる年になればいいと、期待しています。【K松】

※今年1年、ご愛読ありがとうございました。2012年もよろしくお願いします。

(業界コラム)

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