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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】74回転目「プロとホールと」

11年12月24日 [17:36]

 こんにちは、K松です。クリスマスイヴ、みさなんいかがお過ごしですか? 3連休ということもあり、デート前に今年の打ち納めなんて方もいるかもしれまえんね(笑い)。さて、今回はクリスマスらしい話題を、と思ったのですが、ちょっとした「事件」があったようなのでその話題を。パチ・スロで生計を立てるプロの方と、彼らが向かうホールとの関係についてのお話です。

 業界関係者の方から聞いた話なのですが、どうやらプロの方々が打っていたところ、ホールスタッフにその出玉を没収されたとのこと。さらには貯玉が登録された会員カードまで取り上げたというのです。状況としては、朝イチから技術介入度の高いパチンコ機をプロ集団で独占。技術を駆使して出玉を増やしていました。ですが、その様子を見かねたホール側が、店内に書かれている禁止事項にあたるとして、出玉の没収などの対処をした、という流れだそうです。

 非常に簡潔に書きましたが、この出来事にはたくさんも問題が含まれています。まず、一般のファンでも知識のある方であれば可能な打ち方だったのですが、それをしたからという理由で出玉、貯玉をすべて取り上げるホール。さすがにやり過ぎという感は否めません。不正な操作ではなく、台の特性を生かした打ち方と言えるものなので、それを禁止すること自体に疑問を感じます。人気機種なのでホールとしても設置をしたいでしょうが、上手な打ち手に出されたくないのであれば、設置しなければいいという結論になります。

 一方で、プロ側の動きはどうでしょう。パチ・スロの収支で生活している以上、攻略法で勝利が近づくのであれば、当然使うでしょう。ただ、彼らが「勝負」できるのもホールがあってこそ。露骨に場を荒らして、甘い台や店がなくなってしまっては、自らの首を絞めることになりかねません。また、一般のファンからすれば、プロは自分たちの打ち込んだ玉を、特殊な技能で得ていると思われている存在です。すべてのファンが、今回の事態で出玉を奪われたプロ側に同情するかというと、そう言い切れない部分もあるのが現実です。

 ここからは個人的な見解です。プロであれ、アマであれ、一般的に認められている遊技法でユーザーが得た出玉を、胴元であるホールが没収することはあってはならないことだと思います。簡単に言えば、競馬で万馬券を当てた人がいて、これを没収されるようなものですから。これが通ってしまうと、ホールの想定外に出た場合、何度でも没収できることになります。ユーザーとホール、遊ぶ側と遊ばせる側の間で築かれている関係が崩れてしまうからです。ですから、今回のような対応は二度とあってはならないと考えます。

 プロの方々については、ホールとの付き合い方を考えていただければと思います。考え方によっては、プロの方の出玉は、ホールにとって絶好の宣伝にもあります。さらに、一般ファンの打ち込んだ玉から収益を得るという意味では、プロもホールも同じです。そういう意味では、運命共同体とも言えるのです。

 今年は業界全体が各方面からの逆風にさらされ続ける年でした。そんな中で「内輪もめ」でさらに業界イメージを下げている場合ではありません。業界として成長をするためにも、遊び手と胴元の関係性も高めていく必要がありそうです。【K松】

(業界コラム)

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