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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】69回転目「パチ・スロライター」

11年11月18日 [22:11]

 こんにちは、K松です。先週、今週はいろんな台の発表会でてんてこ舞いでした。ただ、行く先々で同業の方とお会いすることが多いので、だんだん知り合いも増えてきました。そんな中には、いわゆる「ライター」と呼ばれる方もいます。そもそもは雑誌に所属して、台の遊び方などを紹介する「攻略ライター」だったのですが、最近は自らが広告塔なってタレント的な活躍をする方も増えています。そこで今回は、この業界独特の「ライター」という職業についてです。

 先日、とある雑誌編集の方とお話をする機会がありました。「この前、打ち合わせをしたライターさんと駅でわかれたんですよ。そうしたら、後で知らない若い男の人に『さっきの〇〇さんですよね』って言われて。今やタレントさんですよね」。テレビの地上波放送をはじめ、CSや動画サイトにはパチンコ・パチスロ番組がたくさんあります。ケーブルテレビの普及や動画サイトの台頭により、そこに出演しているライターの方々の知名度は、局地ではありますが飛躍的に高まったのです。

 私が身を置く新聞業界の「記者」は、ここまで名前や顔を出すことはほとんどありません。競馬などギャンブル担当記者に限っては、予想という特殊な仕事があるので、特定の記者にファンがつくことがありますが、珍しい例と言えるでしょう。主役はあくまで記事になる取材対象だからです。新聞と雑誌という、そもそもの文化の違いはありますが、同じ「書く」という仕事に属しているとは思えないほどの違いです。

 最近、ライターの方々は「来店取材」に奔走しています。出玉イベントなき今、ホール側の貴重な武器となっているからです。1日2店舗の掛け持ちは当たり前。多い方なら3店舗以上というのも珍しくありません。全国各地を飛び回り、時間を見つけては原稿を書く。売れっ子ライターともなれば、夏以降は超過密スケジュールになっているようです。

 ライター各氏の活躍ぶりを見て、若いパチンコ・パチスロファンの間では、将来の仕事としてライターを志す人も増えているそうです。実際、私のところにもツイッター経由で相談が来たことがあります。ただ、実際に志望動機を聞いてみると「テレビに出たいから」と答える人も少なくないようです。このあたりになると、同じ書く仕事をしている私からしてみても、違和感を覚えずにはいられません。

 イベント規制で予想以上に加速がついたライターブーム。有名、無名あわせて「ライター」を名乗る人が、一気に増えています。その分、競争も激化していると言えます。この荒波を勝ち抜く方はだれなのか。しばし見守ってみたいと思います。【K松】

(業界コラム)

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