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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】68回転目「新台入替の波紋」

11年11月11日 [18:20]

 こんにちは、K松です。パチンコ・パチスロ業界は、年末年始の商戦に向けて新台発表会や展示会が盛りだくさん。自分のスケジュール帳を見ると1日2件、3件といった日もあります。改めて本当にたくさんの台が世に出ているなあと思います。さて、そんな中でホールの新台入替にちょっとした変化が起きています。「新台入替」という名ですが、実際には導入された台がデビュー後しばらく経った中古機であることが増えたからです。そこで今回は、この台の入替について考えてみます。

 このコラムでも何回か触れたホールの出玉イベント禁止の規制。この影響で、ちまたのホールでは「新台入替」が増えています。というのも、ホールが堂々とPRできることが、これしかないからです。最近増えた「ライター来店取材」みたいなものも、エリアによってはNGという見解が出ています。もちろん新たにホールがオープンする場合もPRは可能なのですが、既存店にとっては「新台入替」こそが、最後の切り札と言えるのです。

 この「新台入替」ですが、その名のとおりそもそもは新たな台と設置済みの台を入れ替える、という意味です。ただ、実際の「新台」が、発売直後の台ばかりとも限りません。たいていはホールにない機種を導入する、という感じなので、それがたとえデビュー半年後の台であったとしても「新台」という表現がされます。さらに言うと、すでに設置されている台の「増台」でもPRは可能なので、最近のチラシなどではこの増台という表現も増えています。

 さて、この中古機も含めた「新台入替」によって、様々な事象が想定されます。まず単純に台の入替サイクルが早まります。ホールにとっては「入替しました」と言えることが大事なので、台数は関係ありません。1台、2台といった小規模の入替も随時行われるということになっていきます。購入費用が余計に発生するという意味では、ユーザーにとってマイナス材料かも知れません。

 中古機市場は、存在感が増します。中小規模のホールでは、純粋な新台ばかりを購入する資金力もないので、既存の台を売っては、違う台を購入するという流れが強まります。一方、メーカーにとっては逆風になるでしょう。中古ゲームソフトがいい例ですが、中古市場が盛り上がると、新機種は販売が鈍るもの。常に自社はもちろん他社を上回る演出や機能を開発していかないと「これなら中古台で十分」ということになってしまうからです。

 出玉イベントが規制されてから早3カ月が過ぎました。この「新台入替」にまつわる現象は、ほんの一端に過ぎません。今後も新たな規制が入ることも十分に予想されるだけに、業界的にはまだまだ耐える時期が続きそうな気配が感じられます。【K松】

(業界コラム)

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