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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】66回転目「シリーズ作品であるタイアップ機」

11年10月28日 [18:23]

 こんにちは、K松です。この1カ月、またいろんな新台発表会に顔を出してきましたが、楽しみな台がたくさんありますね。特にちょうど30半ばの自分たち世代をターゲットにしたタイアップ機種が多く、タイトルを聞いただけで懐かしさとワクワク感を覚えます。このコラムでも度々触れているタイアップ機種の話題。今回は、メーカーでタイアップ機種を開発されている方々に求めたいことについてです。

 もはや「タイアップ機」という言葉を使うことも迷うくらい、現在ホールにあるパチンコ・パチスロは歌手、アニメ、ドラマとタイアップしたものばかり。特にそもそもが映像作品であるものは、台の演出としても利用しやすいことから、起用頻度は衰えを知りません。ただ、起用するにはそれなりの難しさも生じます。原作のイメージ、キャラクターが強烈であればあるほど、オリジナルの演出をいれにくくなることです。

 人気の原作、キャラクターには当然、ユーザーもそれぞれの思い入れを持っています。この思い入れが、台の演出にうまくマッチすればいいのですが、必ずしも成功するとは限りません。たとえば人気歌手の場合。すべてを本人の実写にするわけにもいかないので、足りない部分はオリジナルアニメやイラストなどで補うことが多いのですが、この部分が不評という台はかなり多いです。また、アニメであれば、せっかく台のために新たに描いたものでも、ストーリーに沿わない演出だと強烈な違和感が出てしまうこともあります。たとえば内気な少年少女のキャラクターがいきなり活動的だったりすると、それだけで気分がなえてしまいます。

 もちろん成功例だってたくさんあります。記録的な大ヒットを遂げた「パチスロ北斗の拳」であれば、大連チャンが終了する場面で、感動の名シーンを持ってきました。これにより本来残念なはずの時間が、至福の時間へと変わりました。これを機に各台に「エンディング」という演出が入り始めたことからも、代表的な成功例であることの証明です。最近では、まもなく導入される「CRヤッターマン 天才ドロンボー只今参上!」には脱帽です。すでに連続アニメは終了していますが、連チャンをすれば完全オリジナルアニメが見られます。ここまで作り込んでもらえると、原作ファンにとってもパチンコ・パチスロ台ではなく「シリーズの最新作」という認識になると思います。

 そもそも新たなパチンコ・パチスロファンの拡大を狙って誕生したタイアップ機。ファン層の拡大、既存ユーザーへの新たな楽しみの提案という意味では、ある一定の成功を見ました。ここからさらにケアすべきは、原作や歌手、キャラクターのファンです。ファンからすれば、パチンコ・パチスロである前に、その台はシリーズの関連作品のひとつなのです。アニメのイケメンキャラがCGでかっこ悪くてはいけません。実在のかわいい系アイドルが、アニメ演出でセクシーになってもダメです。メーカーの開発担当の方にはぜひ「シリーズ作品に参加している」という思いを持って制作してもらえればと思います。【K松】

(業界コラム)

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