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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】64回転目「玉とコインがなくなったら」

11年10月14日 [20:05]

 こんにちは、K松です。節電による輪番休業も9月末で終わり、ようやく落ち着くかと思いきや、今度は景品についての話も出ているそうで。ホールで働く方々は、相次ぐ規制の対応に追われて大変ですね。意外とユーザーにはイベント規制も知らない方もいるそうで。みなさん、ホールのやる気がなくなってイベントがなくなったわけではないので、誤解のないようお願いします。さて、今回は最近になって着実に進んでいる、設備の変更についてのお話です。

 最近、ホールでドル箱を見なくなったという方、割と多いのではないでしょうか。「出なくなった」というのではありません。そもそもドル箱の存在自体が減少しているのです。それというのも、出玉を台の外に吐き出さず、そのままカウントする設備が導入されたからです。本来、ドル箱があった場所に、出玉を数えるカウンターの簡易版のような設備を装着。玉がなくなったら、ユーザーは貯玉ボタンを押して再び引き出すというものです。

 この設備、メリットはたくさんあります。まず、ホールにとって必要経費だったパチンコ玉を大幅に減らすことができます。1台あたり、一定のリズムで打ち出せる分の玉があればいいので、仮に何万発という大連チャンが起きたとしても、必要な玉の数は同じです。また、ドル箱が積み上げられることによって通路が狭くなったり、ホールスタッフが走り回ることもありません。さらに、台の裏や天井裏を玉が移動することで起きていた騒音も軽減されます。長年言われ続けた「うるさい」イメージが、多少なりとも改善される可能性があります。

 デメリットもないわけではありません。ドル箱がない分、見た目での「出玉感」が損なわれる可能性があります。また、カウンターに不具合が出てしまった場合、正しい出玉がいったい何発だったのかを確認する方法がありません。ただ、メリットとデメリットを比較した場合、メリットの方が多いと感じられるので、今後も導入が進むのは当然の流れと言えそうです。

 パチスロのコインは、若干対応が遅れています。ただ、そもそもクレジット機能を搭載しているので、これを増やせるようになれば、比較的容易に「コインなしパチスロ」は実現できると考えます。度々私が比較対象にするカジノで言えば、今や硬貨を入れてレバーを引くようなスロットマシンはほとんど見当たりません。紙幣を自動販売機同様に入れ、そのままクレジットに換算。さらに遊技を終えた時は精算ボタンを押せばレシートが出てきます。これを両替所に持って行けば換金してもらえるという仕組みになっています。

 古くは1920年代に生まれたとも言われるパチンコ。当時は1発ずつ手で入れて、レバーで打ち出していました。今やパチンコ玉に手も触れず、台の中だけで弾ける玉を見る時代も、すぐそこまで近づいています。「玉、コインがあってこそのパチンコ、パチスロ」というファンの方もいるかもしれませんが、これも時代の流れかと思う次第です。【K松】

(業界コラム)

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