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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】63回転目「パチ・スロの後ろめたさとは」

11年10月07日 [23:48]

 こんにちは、K松です。みなさんはパチンコ・パチスロに行く時、家族をはじめ近しい人に何と言って出掛けますか? 「ちょっと出てくる」でしょうか。それとも「勝負に行ってくるぜ!」でしょうか。同じような疑問で「趣味はなんですか?」と聞かれて、パチンコ・パチスロと答える人って、いったいどのくらいいるのでしょう。もしかしたら、はっきり言う人は少数派かもしれませんね。というわけで今回は、古くから業界を包んでいるなんとも言えない後ろめたさについてです。

 パチンコ・パチスロに縁がない人に、イメージを問うとだいたい返ってくる答えは「うるさい」「たばこくさい」「電飾が派手」あたりでしょうか。残念ながら、あまりいいイメージではなさそうですね(苦笑)。ただ、実はファンの方もそれほどイメージそのものは変わりません。私自身、半日もホールにいれば、帰るころには耳なりのような違和感を覚えることもしばしば。ファンでさえそう思うのですから、興味のない方からすれば、嫌悪感を示すのも無理はないことかもしれません。

 特殊景品の交換所も、後ろめたさの象徴ともいえる場所です。今でこそ少なくなりましたが、ひと昔前までは景品交換所といえば、相手の顔が見えないのは当たり前。謎めいたに景品を入れると、知らせもなく奥へと吸い込まれ、ほどなく現金が出てくる。初めての時は、なんとも不思議な光景だと感じた記憶があります。公営ギャンブルではないことから「三店方式」は生まれたのですが、この人目を避けた感じも、マイナスイメージの要因のひとつと言えるでしょう。

 パチンコホールに似た印象を持たれるのが、ゲームセンターです。古くは不良のたまり場の代名詞でしたが、今ではイメージも一新。写真シール作製機が誕生したあたりから、若い女性も気軽に訪れる場所になりました。クレーンゲームは老若男女が楽しんでいます。薄暗い店舗は減り、広く明るい「アミューズメントスペース」へと変貌を遂げました。私が子どもだった20数年前は、ゲームセンターに入るのにもちょっとした勇気が必要でしたが、今の子どもたちにはそういう感覚はないのかもしれません。

 自粛、規制と業界を締め付ける言葉は後を絶ちません。しかしながら、行政のせいばかりにしていられないのも実情。業界のイメージ向上戦略も、再考すべき時期に来た、いやむしろその時期の真っただ中なのかもしれません。少なくともファンの方々が「昨日、パチンコ行ってきてさ」「これからちょっとパチスロ行かない?」と、気軽に言える環境にまで押し上げるのが、業界全体の宿題なのではないでしょうか。【K松】

(業界コラム)

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