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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】57回転目「売り手と買い手」

11年8月26日 [21:16]

 こんにちは、K松です。最近の空模様は暑かったり寒かったり、ギラギラ日照りだったり、ゲリラ豪雨だったり。まるで自粛と規制でバタバタしているパチンコ・パチスロ業界のようです...。そんな状況下ですが、ホールは輪番休業とイベント禁止の中でも必死に営業しています。ただ、ひとつ心配なのが、メーカーが続々と発表する新台を、ホールが買い続けられるかという点。そこで今回は、この売り手、買い手の関係について考えてみました。

 数年前から、パチンコ・パチスロの遊技人口、1人あたりの遊技金額はじわじわと減っています。当然、ホールの売り上げも減りました。ホールとしては出費を抑えたいところですが、メーカーから続々と出される新台を買わないと、ユーザーが離れてしまいます。結果、新台が出れば購入し、その代金を再びユーザーの遊技代から集めるということになってしまっています。これではユーザーの勝ち分も減る一方。業界全体が縮小するのも無理はありません。

 考えるべきは、台の売り手と買い手の力関係です。本来であれば、買い手であるホールの方が立場は強いはずですが、先に述べた理由もあり、必ずしもホール側が強いわけでもありません。良心的なところであれば、導入後の「稼働支援」にも積極的で、CMやPOP、景品などで稼働アップに協力します。ただ、資本力も各社によって違うので、どのメーカーも支援ができるというわけでもありません。結局は、台を買ったホールが自力で稼働を上げるほかない、というのが現状です。

 このまま業界全体が縮小してしまう前に、何らかの策を講じる必要があります。たとえば、台の稼働によって、メーカーに入る金額が変動するとなればどうでしょう。例としては「メーカーAの台は10台で計100時間、5万ゲーム稼働したので、ホールBはAに○万円払う」というものです。これなら資本力のないメーカーでも、おもしろい台を作れば大きな売り上げを得る可能性が出ます。一方、大手メーカーは稼働支援を積極的にすれば、結果的には自社の売り上げをアップさせることにつながります。ホールは不評な台に必要以上の料金を払わずに済むことになります。

 これはあくまで一案で、成果報酬的な施策がすべて正しいわけではありません。ただメーカー、ホール、ユーザーの3者のバランスをうまく保たないと、業界は長くは続きません。どこかが勝ちすぎても、負けすぎてもダメなのです。震災以来、様々な角度から吹いてくる「逆風」は、まだ止みそうもありません。こういう時だからこそ、ホールとメーカーが共存を考える必要があるのだと考えます。【K松】

(業界コラム)

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