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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】56回転目「体質改善」

11年8月12日 [17:52]

 こんにちは、K松です。お盆休みの最中ですが、みなさんのパチ・スロライフの様子はいかがでしょうか。さて、このコラムでも2回連続で書いたとおり、1日に施行された規制により、ホールは「イベント」と呼ばれるもののほとんどを禁止されてしまいました。施行直前まで詳細が明かされなかったこともあり、ホール側は大混乱。10日ほどたって、若干落ち着きを取り戻してきた感があります。ただ、あらためて考えれば10年前にホールイベントなんて、せいぜい「創業〇周年」くらいなものでした。そこで今回は、規制後のホールの営業について考えてみました。

 規制後、初めて迎えた週末のことです。とあるホールのパチスロ機に座った中年女性が、ボーナス確定画面で四苦八苦していました。どうやら目押しができないようです。呼び出しボタンを押して店員さんを呼んだのですが、何やら言われるとうなずき、また自力で目押しを始めました。

 ピンと方、事情通です(笑い)。はい、今回の規制では店員さんがユーザーのかわりにボーナスをそろえる、いわゆる「目押しサービス」も禁止になったのです。それまで、ボーナス成立後にそろえてもらっていた人からすれば、これは大問題。ただ、隣に座っていた中年男性も、若い男性も自分の台に必至。結局、見かねた自分が声を掛けて、ボーナスをそろえました。

 イベントに有無について、少し視点を変えてみます。ホールイベントが定着したのは、ほんの10年前くらいから。もちろん当初から「より多くのお客を店に呼ぶため」に、行われてきました。ところが、遊技人口は3年ぶりに減少。増加したのは、ここ10年で02、08、09年の3年だけです。市場規模も20年ぶりに20兆円を割り込むなど、縮小傾向が続いています。もちろん不景気なども影響しているでしょう。ただ、数字だけを見ると、これまでの「イベント」は、ユーザーの底辺拡大につながっていなかったことになります。

 あらためて考えるべきは「いかにユーザーに無理なく、しかも楽しく遊んでもらえるか」です。目押しサービス禁止は、管轄の警察庁側にも許してほしい部分です。一方、イベント営業ができなくなった分、ホールも新たなサービスを考える必要があります。一部のユーザーが得をしてきたようなイベントは、ライトユーザーを増やさなくてはいけないこの時期に、マッチしていなかったのかもしれません。そういう意味では、業界の体質改善の時期が、強制的にやってきたとも言えるでしょう。問題は山積です。それでも、この時期を乗り越えないと、業界はかたむくばかり。今が知恵の絞り時なのかもしれませんね。【K松】

(業界コラム)

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