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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】50回転目「節電の7月」

11年7月01日 [11:15]

 こんにちは、K松です。夏本番を前にして、暑い日が続きますね。例年なら、暑い外出先から涼しい室内に入って「はぁ~」なんてひと息ついていたところ。ですが、今年はご存じのとおり震災の影響により、今日1日から東京電力・東北電力管内では、大口需要家に一律15%の電力使用制限令が出されています。ちなみにパチンコ・パチスロ業界でも25%の節電が呼び掛けられています。そこで今回は、あらためて考えるパチンコ・パチスロ業界の節電についてです。

 年々厳しさを増す猛暑。エアコンはもはや生活必需品です。これはパチンコホールも同様。設置されている台自体からも熱が発生するため、さらに冷やす必要があります。「台がピカピカして電力の無駄づかい」と言われることが多いですが、夏の時期であれば特に、この空調の方がネックとなるのです。ユーザーのみなさんからすれば「蒸し暑いホールの中でなんか打ってらんない」というのが本音でしょう。

 ここでホール側が出した苦渋の決断が「輪番店休」です。店が開けられないのですから、その分収入は減ります。人件費、光熱費は削減されるでしょうが、中小チェーンや個人経営の単独店にとって、被害は甚大です。蒸し暑くても強行に営業するか、数日店を休んでも快適な状況で営業するか。個々のホールによって考え方は異なりますが、結局は今日から9月末まで月に2、3回は店を休むことになりました。

 今回の輪番店休は、業界の今後を考える上で、大きなきっかけとなるものです。「そもそも毎日営業する必要があったのか」「こんな状況では3カ月ももたないから店を閉めよう...」など、いろんな意見が出始めると思います。数年前からホールは巨大化の一途をたどっています。ただでさえ中小企業には厳しい状況の中、今回の事態で廃業するホールが増えることも容易に想像されます。今まで以上に健全な経営を組み立てられないホールにとっては、存続の判断を迫られていると言っても過言ではないでしょう。

 繰り返しになりますが、この3カ月は業界にとって非常に苦しい期間です。反面、ホール側からは少しずつユーザーが戻ってきたとの声もあります。もちろん企業である以上、利益確保は必須。ですが、出玉を絞り過ぎてユーザーに見放されてしまっては元も子もありません。今年ばかりは夏好きの業界関係者の方も「早く涼しくなってくれ」と祈っているのかもしれません。【K松】

(業界コラム)

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