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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】49回転目「ホール側から考える」

11年6月24日 [16:55]

 こんにちは、K松です。いきなり暑くなりましたね。関東では40度近い気温を記録したとこもあるそうで。昨年までならエアコンのきいたホールでひんやり、なんてことも考えましたが、今年は節電の年。東京のホールは25%以上の節電を掲げ、エアコンの温度を上げ、さらには輪番で店を休むことになっています。営業日が減る中、ホールが売り上げを確保するには、客数が増えない限り、1人あたりの単価、つまりユーザー側の負け分を増やすしかありません。そこで今回は、ホール側から見た「機械割」についてです。

 現在のホールは、1台ごとの出玉、つまり売り上げを徹底的に管理しています。どの台がどれだけ出て、どれだけ回収したかは、データ管理ソフトで一目瞭然。逆に営業前には、〇台は出して〇台は回収するために、パチンコではくぎ、パチスロでは設定の調整が行われます。綿密な計算の上で、ホールは運営費や利益を算出するのです。

 さて、文章だけだと難しくなったので、表を作ってみました。次の表は、とあるパチスロ台を10台設置した際、機械割を約100%、つまりホールの取り分がゼロである場合のものを作ってみました。1つは平均的に並べたもの、もう1つは設定にメリハリをつけたものです。
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 設定自体は中間設定で並べた方が、平均設定は上がりました。ただ、メリハリをつけた方が10台のうち半分が最低の1なのに、平均の機械割は上回ります。実際には高設定の方がゲーム数も増え、低設定は出ない分ゲーム数も減るので、ここまで単純ではありません。実際の機械割を100%に近づけようとすれば、内部的な数字は100%以下にする必要があるからです。

 もう1台、シミュレーションしてみました。こちらは前の台よりも荒波な台。今度は台そのものの機械割に、設定間で大きな差があります。
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 特に下の表では、高設定と呼ばれる設定5、6を1台ずつ入れたら、残りの台はすべて設定1にしなければ約100%になりませんでした。上、下の表を足しても、ユーザー側がプラスになる台は20台中6台。あとの14台に座った人は、理論上は負けてしまいます。

 さて、こう考えてみると、なかなか勝てない気がしますが、攻め方もあります。まったく出さないホールは別として、必ず出る台を作るホールであれば、そこに座ればいいのです。「そんな簡単なことを」と思われがちですが、これがすべてです。逆を言えば、勝てなさそうな台に漠然と座り続ければ、当然負け続けます。ホール側が「出てもいいよ」と思っている台に、いかに座るか。パチンコ、パチスロは予想を含んだいす取りゲームとも言えるのです。

 最近では、少しずつパチンコ、パチスロのユーザーも戻ってきていると聞きます。となると、いす取りゲームのライバルも増えますが、売り上げが増えるので、いい台も増える可能性があります。みなさんがホール側の意図を把握して、ホールの期待どおりにたくさんの玉、コインを出せることを願っています。【K松】

(業界コラム)

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