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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】41回転目「メーカーの出番」

11年4月22日 [19:31]

 こんにちは、K松です。パチンコ・パチスロ業界に吹き荒れていた逆風も、先週末、石原都知事から発せられた「深夜営業」案を最後に、落ち着いてきたようです。計画停電が実施されていないことが最たる理由ですが、ホール団体でも輪番での休店の方針を打ち出すなど、夏場に再び来るであろう電力不足に備えています。さて、ホール側から節電に向けた取り組みが発表される中、メーカー側からは震災直後に続々と義援金が拠出されましたが、その後の取り組みの声を聞きません。そこで今回は、メーカー側に今期待したいことを考えてみました。

 震災直後、各メーカーからの義援金拠出が相次ぎました。額は非公表の社もありましたが、最低でも1000万単位。億単位の社もありました。義援金に関して言えば、他業種を含めても比較的取り組みは早かったように思います。その後は新台導入やテレビCMなどが自粛されました。新台の情報が出始めたのも、つい最近の話です。

 少しずつ落ち着きを取り戻してきた中、メーカーの立ち位置は非常に微妙です。ホールは輪番店休などの節電という形で、姿勢を示すことができます。ところがメーカーは実施しているとしても、その取り組みが表に見えません。また、ユーザーと直接かかわっているわけでもないので、募金を集めるような行動も取りづらいのが実情です。結果として、義援金まではスムーズでしたが、二の矢が続かない状況になってしまいました。

 メーカーに期待したいのは「業界の守ること」です。この1カ月半の逆風は、本当に強いものでした。そのため、それまで楽しんでいたユーザーの中にも、楽しむこと自体に罪悪感を持つ人が増え、ホールから足が遠のき始めました。この状況は、ただでさえ節電や短縮営業などを強いられ、疲弊しているホール側だけでは打開できません。少しでもユーザーが戻るような呼び掛けの役割を、ぜひメーカー側にやっていただきたいと思います。

 とはいえ、積極的に「遊びましょう!」というわけにもいきません。それならば、誤解を解く手助けはどうでしょうか。パチンコ・パチスロの消費する電力は、風評により本来より上乗せされている場合が多く見られます。「あなたの打っているその台は、それほど大きな電力を消費していないんだよ」ということを伝えてあげることで、ユーザーの罪悪感を取り除けるのでは、と思うのです。消費電力をセーブした台を作るのも一手でしょう。

 現在、深夜にかけて大量に流れていたパチンコ・パチスロのテレビCMは自粛されています。ただ、他業種はいろいろな配慮をCMに入れつつ、再開しています。長引く自粛は業界の衰退を招きます。逆風はまだ吹いています。そんな中でも遊んでいるユーザーの楽しさを失わせないための施策を始めてもらえればと、お願いしたいと思います。【K松】

(業界コラム)

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