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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】39回転目「輪番休業」

11年4月15日 [14:13]

 こんにちは、K松です。その後、みなさんのパチンコ・パチスロライフはいかがですか? 震災以来、なかなか気兼ねなく楽しめる状況にならない、という声も少なくありません。石原都知事の発言で、さらに逆風が強まりました。それでも業界では、いろんな策を講じて節電に努めています。その中で出てきた案の1つが「輪番休業」です。文字通り、順番で店を休業日にして節電しようというものです。ダイナム、マルハンの大手2社では、すでに検討されているようです。そこで今回は、この輪番休業について考えてみます。

 業界大手が真っ先に打ち出した、この輪番休業。大量の電力を消費するホールとしては、最も効果的な節電対策と言えます。特に大手のホールは、大規模店も多く、1店でも休業することで、周辺世帯の電力をカバーするくらいの効果は出るでしょう。他の店で売り上げを多少は補てんできるということから、大型チェーンならではの節電対策とも言えます。それでも、収益減は避けられない策だけに、評価されてもいいのではないかと思います。

 ひとつ気になるのは、業界全体としてのスタンスです。大手2社の施策にならって、東京電力管内のホールに要請を出したとします。おそらく小規模チェーンや単独店は、あっという間に経営難に陥るでしょう。そもそもの経営体力が違うのですから当然です。単独店であれば、休業日が1日分が、まるまる企業のマイナスにつながるからです。

 東京都遊技業協同組合は、先の都知事発言に対して訂正を要請しました。その中に「計画停電期間は、営業時間の短縮にも取組み、少なくともこれまで、前年比20%以上の削減を達成した」という一文があります。20%の節電自体は、業界の取り組みとして評価されるべきだと思います。さてこの先、さらなる節電を政府から求められた場合どうするか。夏場に向けて、まさに正念場を迎えるのです。

 今からやるべきことは、店舗規模や台数など、具体的かつ段階的な節電策を、業界として作ることです。大手2社が先陣を切ってくれているだけに、足場は固まっています。たとえば100台の店は15%、1000台の店は30%など、節電目標を規模に応じて設定することで、全体で生き残る道ができるのでは、と思います。

 細かいことを言えば、地域によって、休業日が重ならないように、ホール間で連絡を取る必要があります。消費電力の凹凸を減らすための輪番休業ですから、業界全体で○曜日は休みなど、一斉に休んでも意味がありません。比較的、電力に余裕がある土日は抜いて、平日はエリア単位でも交代で休業するくらい、徹底した策を練ってもいいでしょう。定期的な休業がコスト減につながり、中小のホールを救うきっかけになるかもしれません。逆境を糧に、業界の屋台骨を強くするきっかけになればと期待しています。【K松】

(業界コラム)

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