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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】38回転目「節電から考えよう」

11年4月08日 [12:13]

 こんにちは、K松です。震災から徐々に落ち着きを取り戻したかと思ったところ、また大きな余震。なかなか不安が消えませんが、立ち止まってばかりもいられません。少しでも被災地の復興が早まるように、前に進みたいと思います。さて、震災のために広い範囲で影響を受けているものが、電力不足です。最近はすっかり「節電」が合言葉になっていますが、パチンコ・パチスロ業界の取り組みは、足並みがそろわないせいか、まだ徹底されていないように見えます。そこで今回は、あらためて業界の節電対策とホール経営について考えてみます。

 多大な電力を消費するとして、パチンコ・パチスロ業界は猛烈な逆風にさらされています。そもそもパチンコが嫌いな方もそうですが、今では「さすがに今は打つ気になれない」というユーザーの方も増えています。パチンコ・パチスロをすることに、後ろめたさに似た感情を抱く方もいるようです。一方、ホールは計画停電の不安もあり、短縮営業も実施。少ない時間で少ないユーザーから売り上げを確保しなくてはいけないので、どうしてもくぎや設定は厳しくなります。完全な負のスパイラルと言えるでしょう。

 ポイントは、ユーザーが後ろめたさを感じずに楽しめるかどうかです。現在、ホールに置かれている台の消費電力は1台あたり200W前後と言われています。たとえば、これを100W、50Wに抑えられたらどうでしょうか。パチンコも古くは電力などほとんど使わないものでした。1玉ずつレバーで弾いていた世代の方からすれば、現在の台を見たら驚くことでしょう。

 ホール経営にとって致命的なのは、やはり短縮営業です。夏場には大幅な電力不足が懸念されています。再び計画停電が実施されれば、短縮どころか休業を余儀なくされます。方向性としては、「営業時間を短くしないで済む方法は何か」を追及するしかありません。だとすれば、フル営業しても電力消費に負担をかけない方法を模索するのが近道でしょう。これは、いずれ供給電力が回復した後も、消費電力のカットは、ホールのコスト削減につながります。

 長引く不景気と震災によるユーザー減で、パチンコ・パチスロ業界は、大きな転換期に立っています。そんな中、過度な店舗の装飾や、機能を積み過ぎた機種は、消費電力をひたすら増やしてきたとも言えます。このタイミングで節電、さらにはエコに対しての取り組みを一気に進めることがあってもいいのかもしれません。ユーザーが気兼ねなく楽しめるパチンコ・パチスロの復活が、業界再建の策になればと思います。【K松】

(業界コラム)

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